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もうかる家計のつくり方

夫が単身赴任 外食・習い事で浪費のママに救いは 家計再生コンサルタント 横山光昭

2018/7/25

写真はイメージ=PIXTA

「夫の単身赴任が始まってから、全く貯蓄が増えません……」。女性会社員Hさん(48)は、家計相談でこう話し始めました。会社員の夫(48)と現在小2で私立小学校に通う息子との3人家族。夫の転勤が決まった時、息子が念願の私立小学校に合格。「夫の単身赴任」という形で頑張ることに。夫婦ともぜいたくな暮らしをしているわけではないのに、貯蓄のゆとりが全くなくなってしまったと言います。

夫が単身赴任中の専業主婦の友人は「単身赴任手当もつくし、何とかやっていけるよ」と励まします。Hさんもどこかを改善すれば、うまくやり繰りできるのではないかと思っていました。一方、50歳を目前に「仕事を辞めたい」と思ったり、やり繰りができない自分を責めて落ち込んでしまったりと、精神的に落ち着かない時もあるようです。

■子供と外食、その後はコンビニで買い足し

Hさんの家計はどうなっていたのでしょうか。夫婦の手取り収入は合計61万円と十分にあります。夫は夏冬合わせて220万円の賞与(ボーナス)も出ます。支出は、夫の単身赴任先の生活費19万円。社宅に住んでいるので家賃は安く、生活費は週末の帰宅費や食費、交際費程度で、すべて使い切っていました。

残りは妻と子供の生活費。小学校低学年の子供と2人分なのに、金額が多すぎる印象です。小2にもなると、学童保育からの帰りにどこかで待ち合わせをして帰れるようになり、夕食は外食で済ませることが増えました。外食を終えた後は翌日の朝食を買うため、コンビニに立ち寄ります。

コンビニの雑誌コーナーには「格安スマホで通信費を安く」「時短料理で節約」といった節約系の雑誌があります。自分もやるべきとも感じますが、「子育てをしながら働くのは大変。食事を作る時間的・精神的なゆとりはない。節約なんて無理」との思いが先に立ち、なかなか行動に移せないのです。

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