蛍ようかん・花火のチョコ… 驚きを贈る夏スイーツ
お世話になった人への手土産は、奇抜になり過ぎないのが定石。だが、せっかくなら驚き、感動してもらえる品を贈りたい。そんなシーンに最適な極上の手土産を、スイーツコーディネーターの下井美奈子氏と探し出した。昨日の「大事な人への手土産に 『ホテルメード』の夏スイーツ」に引き続き、専門店ならではの斬新な極上の手土産を紹介する。
2018年6月に東京・白金高輪にオープンしたリーブルの「フリュレ」は必食だ。透明な容器に収められた果実の形のチョコを割ると、果汁に見立てた果肉入りのヨーグルトジェラートがあふれ出す。パリの高級ホテルの三ツ星レストランでスーシェフを務めた田熊一衛氏が考案した。「味と仕掛け、ともに意外性がある」(下井氏)、まさにかぶらない名品だ。。
■宝石を思わせる夏季限定ジュレ、滑らかな口溶けが絶妙
果実をたっぷり使ったジュレをガラス瓶に閉じ込めた夏季限定の詰め合わせ。ル・レクチエと日本酒の大吟醸、白桃とローズなど、素材の組み合わせの妙に驚く。滑らかな口溶けと爽やかな味わいが特徴だ。
■木箱入りのレアチーズケーキ、レモンの酸味が爽やかさを演出
木箱に入ったフォトジェニックなレアチーズケーキ。チーズムースやアーモンドを使った生地などを重ね上げた、複雑でいて繊細な味わいが特徴だ。レモンの爽やかな酸味も印象に残る。
■カカオ豆から作り上げた力作、口の中で花火のようにはじける
色鮮やかな花火の模様が目を楽しませてくれる新作ショコラ。カカオ豆から作り上げたショコラは、口の中でゆっくり溶かすと花火のようにパチパチとはじける。9月初旬までの限定販売。
■抹茶とほうじ茶の豊かな香り、蛍が「光る」夏のようかん
夏の夕べのササに集う野辺の蛍狩りをイメージしたようかん。抹茶の水ようかんでササの葉を、ほうじ茶の琥珀羮で蛍の光を表現した。抹茶の豊かな風味と上品な甘さが特徴。夏季限定での販売。
■生クリームとバターは不使用、100%植物由来のチョコレート
生クリームやバターを一切使用しない、斬新なチョコレート。蜂蜜やメープルシロップで自然な甘みを加え、フルーツの果汁やピューレで果実感を出している。100%植物由来とは思えないほど滑らかな舌触りで、味わいも濃厚だ。1箱に5種類のチョコレートが詰め合わされている。
*記事中で紹介した商品はすでに販売が終了している場合があります。
[日経トレンディ2018年8月号の記事を再構成]
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