包丁を使わなくてもできる 手抜き感ゼロ簡単レシピ
自炊はしたいけれど、残業で疲れていたり、なんとなく気分が乗らなくて、まな板や包丁を出すのすらおっくう……なんて日はありませんか? 今回は、「包丁を使わずに」作れるレシピをご紹介します。
鶏手羽先のさっぱりポン酢煮
鶏の手羽先……6本
卵……2個
ポン酢……100ml
水……150ml
(ポン酢:水=1:1.5)
砂糖……大1.5
(あれば)シソの葉……約2枚
<作り方>
1.卵は水から12分ほどゆでて冷水で洗い、水に漬けておく。粗熱が取れたら殻をむく。
2.鍋に鶏の手羽先、ポン酢、水、砂糖を加えて蓋をして火にかける。沸騰したら弱火にする。
3.2に1を加え、蓋をして弱火で10分ほど煮る。途中で卵を転がし、全体に色を付けるとよい。
4.お皿に盛り、あればシソの葉をのせる。
手羽先を煮汁に漬けておくと煮こごりができるので、食べるときに再び温めます。
ポークソテーきのこ添え
豚ロース肉(とんかつ用)……2枚
ピザ用チーズ……大2(お好み量)
又はとろけるスライスチーズ……2枚
舞茸・エリンギなど……1/2パック
塩・こしょう……適量
小麦粉……適量
しょうゆ……少量
サラダ油……適量
(あれば)シソの葉又はバジル……約2枚
<作り方>
1.豚肉の両面に塩・こしょうを振り、小麦粉をまぶして余分な粉をはたく。
2.フライパンにサラダ油を入れて1を並べ、空いたスペースに手でちぎった舞茸とエリンギを入れて焼く(エリンギはかさのほうから手で裂く)。
3.きのこは箸で転がしながら焼き、塩・こしょうを振る。
4.豚肉は3分ほどして焼き色が付いたら裏返して上にチーズをのせ、さらに3分ほど焼く。
5.チーズが溶けたら豚肉ときのこにしょうゆをほんの少し垂らし、火を止める。
6.お皿に盛り付け、あればシソの葉やバジルを添える。
ミニトマトのカプレーゼサラダ
ミニトマト……約10個
チェリータイプモッツァレラチーズ……1パック(約10個)
オリーブの実……約5個(グリーン、ブラックどちらでも可)
バジルの葉……約5枚
塩・こしょう……適量
オリーブオイル……大1
<作り方>
1.ミニトマトはヘタを取り、モッツァレラチーズはザルにあけて水を切る。
2.ボウルに1とオリーブの実を加え、塩・こしょう、オリーブオイルを入れて混ぜる。
3.お皿に盛り、バジルの葉を添える(手でちぎって散らしてもよい)。
ところてんとレタスのヘルシースープ
桜海老(釜揚げ)……約大1
レタス……約2枚
ところてん……1パック(約130g)
水……200ml
顆粒中華だしの素……小1
みりん……大1
しょうゆ……小1
塩……ひとつまみ
ごま油……お好みで
<作り方>
1.レタスは3cm四方ほどに手でちぎる。ところてんはザルにあけて水を切る。
2.小鍋に分量の水を入れ、沸騰したら弱火にし、顆粒中華だしの素、みりん、しょうゆ、塩を加えて味を調える。
3.2に桜海老を入れて1分ほど火を通したら1を加え、全体を混ぜながら30秒~1分ほど加熱し火を止める。お好みでごま油を数摘垂らし、器に盛る。
・釜揚げの桜海老は風味が良いのですが、手に入らない場合は乾燥の桜海老でも構いません。
・レタスはシャキッと硬い部分が残っていても大丈夫です。
・お好みでラー油やポン酢など入れてもおいしい。
・ところてんは熱湯に入れると溶けてしまうので、必ず弱火にしてスープに加えたら長時間加熱しないように気を付けましょう。
(レシピ・写真 宇梶由里子)
料理研究家。1975年生まれ。大学卒業後、フランス家庭料理を学び、その後、旅行好きが高じてイタリア料理やタイ料理など様々な国の料理を身に付ける。フードアナリスト協会会員。2015年7月より母と共に自宅でイタリアン、フレンチの料理教室を開催している(現在会員制)。ホームページはこちらからどうぞ。
[nikkei WOMAN Online 2018年5月25日付記事を再構成]
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