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女性が輝く会社はできる お嬢様校、藤女子で得た確信 岩崎裕美子・ランクアップ社長が語る(上)

2018/7/23

ランクアップ 岩崎裕美子社長

札幌で「藤女子」といえば、知らぬ人はいないといわれる、お嬢様学校だ。「マナラ」ブランドの化粧品を開発、販売するランクアップ(東京・中央)の創業社長である岩崎裕美子氏(50)は藤女子短期大学(現・藤女子大学)を卒業。ベンチャーの広告代理店での過酷なノルマ営業の経験から、女性がいつまでも輝いて働ける会社をつくりたいと起業した。その原点は「学生時代に出会った才色兼備の友人から多くの刺激を受けたことがきっかけ」と振り返る。

高校最初のテストでショック受ける。

ランクアップを設立したのは2005年です。「ホットクレンジングゲル」など独自商品のヒットで、2017年9月期の売上高は101億円に達しました。今でこそ東京の銀座に本社を構えていますが、大学を出るまでは、東京に出てくるなんて思いもよりませんでした。もともと大学さえ行くつもりはなかった。今ここにいることが、自分でも不思議な気がします。

生まれ育ったのは、北海道石狩郡当別町の太美町です。札幌市街から北へ電車で30分ほどの場所にある、本当に小さな町でした。小中学校は1学年が40人くらいしかいませんでしたから。実家は農業で、姉、私、弟の3人きょうだい。両親は農作業で忙しく、子供の教育については「元気でいてくれればいい」といった感じで、成績表を見るわけでもなく、伸び伸び育ちました。

小学校のときは目立たない子でしたが、中学ではそこそこ勉強し、成績も学年で3~4番くらいに上がりました。一番力を入れたのは部活です。当時人気のあったバレーボール部に入ったのですが、ものすごく下手で、スパイクがどうしても打てません。それで家の軽トラックの荷台から弟にボールを上げてもらい、毎日練習して打てるようになりました。3年生のときにはキャプテンにも選ばれ、すごく自信になりました。地道に努力すればできるようになるんだという、最初の成功体験でしたね。

ところが、高校に入ってすぐ、その自信は打ち砕かれました。公立の北海道札幌北陵高校に入学したのですが、最初の中間テストの成績が450人中の380番。しかも、ほとんどの生徒が北海道大学へ行きたいという。田舎で育った私にとって、北大は東京大学みたいなものでしたから、勉強では「こんな頭のいい人たちと張り合ってもムリだ」と、早々にやる気をなくしてしまいました。

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