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Men's Fashion
魅せる男のセルフプロデュース

2018/7/22

魅せる男のセルフプロデュース

■シャツはシンプルかつスタンダードで

かつてエルビス・プレスリーや石原裕次郎が活躍していた時代は、襟が大きく、アピール力が半端ないものがクールだったようです。個性を打ち出すポイントこそ異なりますが、最近のワイシャツもかなり個性的です。

例えば、白シャツに黒ボタンでボタンホールも黒い糸で縢(かが)られていたり、白いボタンに黒い糸でボタンが付いていたり。また、襟が2枚仕立てになっていたり、襟の周りに色糸でステッチを施したり。こうなると、おしゃれをアピールするどころか過剰で、かえって安っぽい印象を与えてしまいます。シャツはシンプルかつスタンダードなものを選びたいですね。

過剰過ぎると、かえって印象を損ねることも(写真はイメージ=PIXTA)

■顔幅があれば「オックス」、細ければ「ブロード」

シャツの素材は、顔幅のある人なら、しっかりとした素材、例えばオックスフォード(太い糸を使った厚手の生地)やロイヤルオックスフォード(細い糸を使ったひし形の織り柄の生地)、ヘリンボーン(魚の骨のような織り柄の生地)、シャンブレー(縦に色糸、横に白糸を使った平織り生地)などをお薦めします。

顔幅の細い人は、基本的なブロードクロス(英名ポプリン、細かな横畝のある平織りの生地)、綿ローン(薄くて柔らかな平織りの生地)や細い糸を使ったリネン(麻織物)やツイル(綾織、織り目が斜めの畝状に見える生地)がお勧めです。

■色は白かサックスブルー

シャツの色は基本的に白とサックスブルー(淡い青)がお薦めです。何よりも清潔感をアピールしやすいのと、変なこだわりを感じさせないため、素直で爽やかな印象を与えやすいでしょう。

また、職業的に問題がなければ、細いストライプもお薦めです。遠目には無地に見えるため、コーディネートをするのも比較的に簡単です。特に、直線系の顔型や顔幅の広い人にはお薦めしたいです。

ちなみに、女性ではありますが、「35億」で有名になったお笑いタレント、ブルゾンちえみさんが 直線的なヘアスタイル&メイクをされています。彼女の顔型も、ぽっちゃりしているものの、ベース型の直線系。しかも「できるキャリアウーマン」を演じた彼女の衣装は、はっきりした太めのストライプが多いというわけ。全体的なイメージを大切に考えておられるようです。

と言うわけで、顔や襟の形だけでなく、洋服の素材や柄にも個性が出やすいため、注意して選んでくださいね。

イラスト出典:「桁外れの結果を導く 一流の男の演出力」(日本能率協会マネジメントセンター刊)

五十嵐かほる
スタイルファクトリー社長、パーソナルスタイリスト協会代表理事。武蔵野美術大学短期大学部卒、全日本空輸で国際線客室乗務員として勤務した後、独立。エグゼクティブを中心にしたスタイリングやファッションプロデュース、研修などを手がける。著書に「桁外れの結果を導く 一流の男の演出力」など。

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