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スポーツ観戦、スマホ派が台頭 W杯の生配信にはまる 好きなアングル選択や試合のデータ閲覧も可能

2018/8/1 日経産業新聞

NHKはサッカーW杯の試合を観戦できるアプリを、スマホ向けに無償で提供した

スマートフォン(スマホ)がスポーツ中継観戦の主役になろうとしている。英パフォームグループの動画配信サービス「DAZN(ダゾーン)」は人気スポーツの放送権を相次ぎ取得しサービスを拡充。サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会ではNHKと民放がスマホ向けに試合をネット配信した。2020年の東京五輪に向けた各社のつば競り合いが激しくなりそうだ。

NTTドコモはダゾーンと組んでスポーツ中継のスマホ向け動画配信サービスを始めた

ダゾーンは17年からのJリーグ放映権を10年間2100億円で獲得したことをきっかけに、日本での知名度が高まった。ホンダのチームが活躍する自動車レースのF1も配信。スマホで場所を選ばずに観戦できる手軽さも受け、新規加入者は「昨年を上回る勢いを保っている」(ダゾーン)という。

NTTドコモはパフォームと組んで自社のスマホ契約者を中心にサービスを提供。ダゾーンは開始から約1年で会員100万人を集めた。

次世代の高速無線通信規格「5G」では、スポーツが主要コンテンツのひとつになるとみられている。仮想現実(VR)や拡張現実(AR)などの映像技術と組み合わせたスポーツ中継を、スマホで手軽にいつでもどこでも楽しめるようになれば、5Gの普及を後押しするという算段だ。

NHKはサッカーのW杯ロシア大会で、スマホ向けにサッカー中継を観戦できるアプリを無償で提供した。W杯の全64試合中、NHKの地上波で生放送される32試合を配信した。競技場に設置されている複数のカメラから好みのアングルを選んで再生できる。出場している選手のデータやボールの支配率なども画面上で確認できる。

NHKによると、アプリの利用者は6月19日の日本対コロンビア戦で約60万人。7月2日に開催された、決勝トーナメントの日本対ベルギー戦は午前3時開始にもかかわらず35万人が利用したという。

■若者はネット利用がテレビ視聴を逆転

在京民放キー局が運営する動画配信サイト「TVer(ティーバー)」でも民放が放送するW杯の試合を、ネットでリアルタイムで配信している。全64試合のハイライト動画や、一部試合では生中継で配信した。

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