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話題のこの店この味

ウーバーイーツでリピート人気 東京・中野ケバブ店

2018/7/18

「ケバブカフェ エルトゥールル」のオーナーのアリさん(左)と兄のアルペルさん(右)

街中にトルコの名物料理であるケバブを看板にした店が目立つようになってきた。2014年からは、有名ケバブ店が集まる「ケバブグランプリ」が毎年東京で開催され、2017年は約7万人もが押し寄せた。昨年、同イベントに出店した東京・中野のケバブ店「ケバブカフェ エルトゥールル」は、老若男女に人気の店だ。オーナーはトルコ人のムハメット・アリ・ゲルズさんと愉理さん夫妻。「日本で最高のケバブを提供したい」と2016年同店をオープンした。店の看板メニューは毎朝仕込むドネル・ケバブ(長い串に平たく均等に切りそろえた肉を刺して回転させながら焼いたもの)を使ったピタパンサンドやラップサンドなど。ジューシーな鶏肉を使ったケバブ料理はリピーターが多いという。

「なんでこの店を選んだかって?そりゃもう、おいしいからの一言に尽きるね」。勢いよく話すのは、米国西海岸から観光で来日した男子学生。近くに宿があったため、同店を利用したところその味にハマった。「大阪も京都も行ったけど、ここのケバブが日本で食べたものの中で一番おいしい」とか。店に来るのは2度目で、旅行仲間にも食べさせたいと4人連れでやって来た。「米国にもケバブ屋はあるけど、こんなにおいしいのは食べたことないな」と言う。

毎朝時間をかけて仕込む鶏肉のドネル・ケバブは、軟らかくジューシー 大きな塊状になった肉をそぎ切りにして使用する

ドネル・ケバブは、ドネルが回す、ケバブが焼いた肉という意味で、専用の調理機器で回しながら焼いた肉料理のこと。店頭で肉がくるくる回る様子は、トルコの街の風物詩。ファストフードで手軽に楽しめる移民料理として各国でも人気がある。客の求めに応じて、その場で肉の塊を削って提供する様子は豪快だ。

ケバブ店では様々な肉を使うが、「ケバブカフェ エルトゥールル」のケバブは鶏を用いている。味の秘密は、毎朝時間をかけて行う仕込みにある。機械にセットするだけの串に刺してある既製の冷凍肉を使う店も多い中、毎朝その日売る分だけを仕込むのだ。

一晩マリネ液に寝かせ味付けした肉を棒に刺しじっくり焼いていく。客が多いと見込まれる日には仕込む鶏肉は30キロにもなるという。そのフレッシュさをアピールするため、ツイッターに仕込んだばかりの「今日のケバブ」の写真をアップ。こだわりの肉は軟らかくジューシーだ。

「ケバブカフェ エルトゥールル」のオリジナルメニュー「エルトゥールル ラップ」(800円) 中には自慢の肉とご飯がたっぷり

調理をするのは、トルコのホテルなどで料理の経験を積んできたアリさんと兄のアルペルさん。同店はイスラム教の戒律に沿って作られた食べ物であることを示す「ハラル認証」をジャパン・ハラール・ファンデーションより得ている。

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