SNSは表現の宝庫 英語「瞬発力」のブースター探せ同時通訳者・翻訳家 横山カズ(4)

このようなスタイルの学習法を行うと、当然カジュアルで、基本動詞と前置詞のコンビネーションや関係詞節(who, what, where, when, why, how)などのシンプルな語いを柔軟に使いまわす表現に多数出合うことができます。これこそがまさに既存の英語学習で手つかずになっていた、英語の瞬発力のコアとなります。

ここでよく出てくる議論に、「こんな英語ではビジネスのようなフォーマルな場では使い物にならないのではないか?」というものがあります。しかし心配には及びません。英語のフォーマルな話し方・スタイルは、感情と共に身につけた瞬発力や流ちょう性にあとから読書などによって上乗せするものだと考えましょう。まずは自分の感情を英語で表現できることを最優先しましょう。

モチベーションも上がる!

英語が瞬間的に思いつき、そして聞き取れるようになってくると、人は不思議とさらに知識を欲するものです。仕事や生活に直結する理由があるならなおさらです。しかし「知識を先に大量につめ込み、聞き取りと発話をあと回し」にすると聞き取れず、話せないというストレスにさらされ続けながら、しかも「文字によるインプットをしていないといつも忘れることが不安」という気持ちを持ち続けることとなり、精神衛生上よくありません。かくいう私もそうでした。自分の心の動きをとらえ、表現を宝さがししては声に出していきましょう。

横山カズ
同時通訳者。翻訳家。英語講師。関西外国語大学スペイン語学科卒。英語を日本国内で独学し、航空、医療、ITなど多分野をこなす同時通訳者に。リクルート・スタディサプリENGLISH、学びエイド講師。楽天では「実際に役立つ」ことにこだわったスピーキング指導で英語社内公用語化に貢献した。著書に『英語瞬発スピーキング』『英語に好かれるとっておきの方法~4技能を身につける~』『パワー音読入門』など。

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