SNSは表現の宝庫 英語「瞬発力」のブースター探せ同時通訳者・翻訳家 横山カズ(4)

画像はイメージ=PIXTA
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同時通訳や英語スピーキングの講演などで活躍する横山カズ氏は、国内でしかも独学で自身の英語力を鍛え上げた経験を持ちます。話し、かつ聴くことにおいて、「英語は瞬発力」というのが持論。どうすれば「瞬発力」を鍛えられるのかを連載で語ってもらいます。4回目は「英語を思いつく力」の養い方を、より具体的に教えてもらいましょう。

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「英語を使い、話す」ときに、何が一番問題になるのでしょうか? それは「瞬間的に英文を思いつく」ことではないかと思います? 単語を覚え、熟語を覚え、英文を読んでいるのに不思議と英語が思いつかない……。

前回を思い出してください。答えはカンタン。「自分を主人公に」「自分の興味あること“だけ”を追いかける」。この2つだけなんです。

英文を瞬間的に(0.5秒程度で)思いつけるようになると、1文を英作文するのに2分(120秒)かかっていたとしたら120秒÷0.5秒=240、すなわち、発話の瞬発力の実力差は240倍(!!)ということになります。この公式を覚えておいてくださいね。

主人公はあくまで自分!

ツイッターやチャットなどでの自分の本音のつぶやきは、内容を推敲した日記などとは違い、自分の情動とともに瞬間的に出ています。その感情と反射で出てきた内容を英語にして音読すれば、英語の瞬発力は自然に養われます。

前回も触れたツイートの利用法をもう少し具体的にお話しします。まず日本語でどんどん本音でツイートしましょう。これを数日ごとに振り返るのです。それは「未来に英語で思い、言いたくなる内容」となっています。つぶやきはたいてい分量も1~3文程度と少ないので、数分あれば何十回と練習できてしまいます。英語を「話し、聴く」ための音読は、分量よりも回数を稼ぐことが上達への最短距離なんです。

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