100人で無人島に行き、最後の1人になるまで戦う「バトルロイヤル形式」と呼ばれるジャンルのゲームです。韓国のメーカーが開発したゲームですが、世界中で楽しまれています。バトルロイヤルという性質上、緊張感が続きますし、運が左右する要素もあるので初心者でも上級者に勝てる可能性があるのも人気の理由ですね。
PUBGの人気で、ゲーミングPCを買いに来る人たちの幅も広がっています。ゲーミングPCというと、これまで30代がメインユーザーで、それに20代が続く形でした。PUBGが人気になって以来、上は40代、下は中学生くらいまでユーザー層が広がっています。
特に目立つのは「PUBGをやりたいから」とお店を訪れる10代ですね。お小遣いでは買えないから、両親と一緒に来店するケースも多いです。「成績が上がったら買って」と親と約束するという子どもも多いみたいですよ(笑)。

――そういう10代は、どこから海外ゲームの情報を入手しているのでしょう?
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や動画配信サイトですね。友達から回ってくる人気ゲームの動画を見ているうちに、動画を配信しているストリーマーに憧れたり、自分でもやってみたくなり購入を検討するというケースが多いようです。
ストリーマーたちもSNSを上手に活用しています。彼らは自分のプレーをできるだけたくさんの人たちに見てもらいたいので、拡散に適したTwitterを利用するケースが多いです。一方でゲームに特化した動画配信サイトTwitchも人気です。Twitchのアカウントを持っていると、ゲームの限定アイテムがもらえたりするんです。
だからゲーマーの多くはこの2つのSNSを使い分けています。たとえば自分のプレー動画はTwitchで配信し、そこからいちばん見栄えがする一部分を切り取り、Twitterでつぶやくみたいな流れですね。

イベントにもデスクトップPCを持ち込む
――現在、ドスパラではどんなゲーミングPCが人気ですか?