子どもにはお金がかかる 妊活から大学まで備えは早く人生とお金の分岐点をマネーハック(3)

妊活の課題は「年齢」と「お金」です。特に自然妊娠になかなか至らなかった場合は、不妊治療を早めに受けてみることをおすすめします。というのも、治療開始が遅くなるほどに治療に要する費用は高額となるからです。

若いうちの受診であれば、時間をかけての取り組みが可能なので少額の負担で済みます。しかし、35歳以降に不妊治療をスタートすると時間との勝負になるので、お金がかかります。不妊治療の助成金制度があるとはいえ、全額を賄えるわけではありません。自己負担が100万円で済めば幸運だと思った方がいいでしょう。

妊活のために貯蓄する人はあまりいないでしょう。誰だって最初からうまくいかないとは考えないからです。であれば「結婚したら、とにかく貯金」をしておき、結果として不妊治療をすることになったらそのお金を用いることが有効な戦略です。もし、自然妊娠したら子育て資金や住宅購入の頭金とすればいいので、ためたお金は無駄になることはありません。お金の余裕はあらかじめつくっておくようにしたいものです。

教育費はとにかく早めにためておく

めでたく子どもが誕生したら、今度は子育てのマネープランが始まります。特に心配となるのは学費の備えです。食費などの生活費も成長とともに増える一方ですが、高校と大学に通う7年間は大きな負担が待っています。この7年間は塾や予備校、学費などで総額1000万円はかかるといわれているほどです。

教育費については「とにかく早く」ためておくことが肝心です。子が高校に入ってから専業主婦の妻がようやくパートに出て学費分を稼ぐような発想ではなく、未就学児のころや小学校のころから稼いでとにかくためておくことです。早め早めに動くことでその後の人生がぐっと楽になります。

共働き世帯の場合、専業主婦がパートに出て「子の高校入学に合わせて年収100万円増やす」というようなことはできませんので、より計画性が求められます。

しかし、もっと怖い課題は学費より「自分の老後資金」です。というのも、学費の備えはそれなりに自覚しているのに、自分の老後の備えはおろそかにしている家庭が多いからです。

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