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グランピングで快適に非日常体験 宿泊はトレーラーも

2018年グランピング事情(第1回)

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NIKKEI STYLE

グランピング施設が続々誕生している。広大な敷地を確保しての本格的なグランピング専用施設も珍しくない。そこで「空間」「食」「自然」「体験」という、グランピングの魅力を構成する4要素を軸に、最新グランピング施設事情を紹介する。

大きな白いコットンテントにウッドデッキ。一歩入ると広々とした室内空間にはじゅうたんとベッド──。グランピングと聞いてまず浮かぶのがそんな風景だが、実際に現在「グランピング」という触れ込みで展開している施設を見ると、テント以外にもコテージやトレーラーなど多種多様な居住空間がある。今回はそういったグランピングのさまざまな居住空間を見ていこう。

グランピングではテントも快適

通常のキャンプであれば、テントに泊まるのが普通だが、設営・撤収作業に手間がかかる上、室内の狭さ・天井の低さ、慣れない寝袋、と決して居心地が良くないのが現実だ。一方、グランピングでは常設テントゆえ天井も高く広々した室内空間が確保できる。また二重構造で夏は強い日差しによる室温上昇を防ぎ、春先・秋口には断熱効果を高める作りとなっている。ウッドデッキは利用者の食事を取る場所やくつろぐ場所であると同時に、地上からの距離を確保することで虫の侵入も防いでくれる。もちろん室内にはベッドをはじめとする家具群、アメニティーなども用意され、リゾートホテル並みの快適性が実現されているのが一般的だ。

千葉県香取市で2016年からグランピングを開始した農園リゾート「THE FARM」は、林を切り開いた高低差もある広い敷地内に26のテントを設置している。キャンプ場予約サイト「なっぷ」でも全国人気ランキング1位を独占し続け、グランピング事業参入を検討中の企業・自治体からの視察も多い人気施設だ。

1日2組限定の「ヴィラ」は、テントと二階建てのウッドデッキから構成されている。中央にセミダブルベッド2台を並べてもまだ空間はたっぷり。ローテーブルとチェア、さらにハンガーラックを兼ねたお洒落な木製の棚やチェストなども置かれ、雨の日はテントの中でものんびり読書などをしながら過ごせる。

隣には2階建てのウッドデッキがあり、上にあがるとそこには木製のカウンターテーブルにソファ。夜は満天の星空に包まれながらワイングラスを傾けるというぜいたくな過ごし方ができる。

THE FARM(ザ・ファーム) 
住所:千葉県香取市西田部1309-29 
電話:0478-79-0666 
アクセス:東関東自動車道・大栄ICから約20分/栗源バス停(東京駅からの高速バス路線)から無料送迎あり 
タイプ:テント×26、コテージ×14 
営業期間:2018/03/21~12/24(予定) 
料金一例:リバーサイド(2名利用の場合/2食込み)1万4364円/人から 
公式サイト:http://www.thefarm.jp/camp.html

ころんと丸みを帯びたフォルムから「たまねぎ型テント」と呼ばれることもある「Circus Outdoor TOKYO(サーカス・アウトドア・トウキョウ)」は、これまで全国各地で期間限定のグランピングイベントを実施してきたが、18年3月、初の常設フィールドを奥多摩にオープンし、大きな話題を巻き起こしている。

客室は5つのテント。「サーカス団の衣装チームが使っていた部屋」「サーカス団の団長控室」など、それぞれ異なるコンセプトの元に設計された室内は、映画の世界に突如飛び込んだかのような錯覚すら感じる凝った内装。アンティークな家具も魅力的だ。

Circus Outdoor TOKYO(サーカス・アウトドア・トウキョウ) 
住所:東京都奥多摩町川野290-1 
電話:─ 
アクセス:JR奥多摩駅から留浦行きバス(奥11)乗車約29分「中奥多摩湖」下車、徒歩1分 
タイプ:テント×5 
営業期間:通年営業 
料金一例:Jumpin'Jackalope (4名まで)税別3万5000円/人から 
公式サイト:http://circusoutdoor.com/

キャンプ場大手のPICAは「PICA GRANDE CAMP」として、テントやコテージ、トレーラーなど様々なスタイルのグランピング施設を展開している。17年7月オープンの「PICA Fujiyama」で注目なのが、今回はじめて投入されるオリジナルのドーム型テント「アメージングドーム」。全方位シースルーのこの天幕であれば、星空を横切る月の動きも、風に揺れる樹々のざわめきもすべて、室内のベッドに横たわったまま眺め続けることができる。自然との一体感を堪能できること間違いなしだ。

PICA Fujiyama 
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町船津6662-10 
電話番号:0555-30-4580(PICAヘルプデスク) 
アクセス:河口湖ICより車で10分 
タイプ:テント、コテージ 
営業期間:通年(2018年7月20日オープン予定) 
料金一例:アメージングドーム(2名利用の場合/2食込み)1万7000円/人から 
公式サイト:https://www.pica-resort.jp/fujiyama/

コテージでもアウトドア感を出す

通年営業のグランピング施設では、コテージやトレーラーを採用しているところが多い。冷暖房が使えるのが大きなメリットだ。日本初の本格グランピング施設といわれる「星のや富士」も、居住空間はテントではなくキャビンと呼ばれる、打ちっぱなしコンクリートの箱型の建造物だ。

テント式と比べて、居住空間は快適になるものの、逆にリゾートホテルのような家具を使うと「単なる貸別荘」になってしまい、グランピングとしてのアウトドア体験度が薄れてしまう問題もある。そのため、いかに外界との連続性を保つかという点に工夫が凝らされている。

PICAリゾートの「PICA秩父」は秩父ミューズパークに隣接し、森の中に98棟ものコテージが立ち並ぶ。一見普通のコテージのようだが、中に入ると室内設備に驚かされる。

広い部屋の両サイドのソファは、引き出すと夜はベッドに変身。冷暖房はもちろん床暖房も完備で、奥にはトイレにシャワールーム、広い洗面台も。まさにホテル並みの快適な部屋だが、室内にこもってしまってはもったいない。家族や友人達と過ごすメインスペースは、各コテージに併設された屋根付きの広いテラスだ。シンクに本格的なBBQグリル、たき火台などが備え付けられ、大きなテーブルとチェアの他、天井からはハンモックも。食事は、すべてカットされ下ごしらえ済の高級食材が運ばれてきて、自分でBBQやグリル料理を楽しめる。

コテージの周囲をぐるり柵で囲み、愛犬を自由に駆け回らせることができる「ドギーコテージ」も用意されている。

PICA秩父 
住所:埼玉県秩父市久那637-2 秩父ミューズパーク内 
電話番号:0555-30-4580(PICAヘルプデスク) 
アクセス:西武秩父駅からバス(約20分) 
タイプ:コテージ 
営業期間:通年 
料金一例:コテージ・スタンダード炭火BBQプラン 4名利用の場合(2食付き)9900円/人から 
公式サイト:https://www.pica-resort.jp/chichibu/

コンテナやトレーラーも宿泊施設に

広大な敷地に収穫体験できる畑やファクトリーミュージアムなどを配した「なめがたファーマーズヴィレッジ」は、茨城県東部の北浦のほとりにあり、県内外から多くの家族連れがやってくる。その施設の新スポットとして18年5月にオープンしたグランピングではコンテナを宿泊に使う。

細長いトレーラーは、前面に大きなガラス扉を付け、ウッドデッキの前には畑が広がる。農業体験をより多くの人にしてもらおうと作られたテーマパークだが、このグランピング施設ができたことで「農場の中で収穫して食べて寝る」ということまで可能になった。

本来コンテナの開閉口だった側面も、重い金属製の扉を開ければこのとおり。心地良い風が室内を通り抜け、部屋の中にいてもアウトドア感が味わえる。

なめがたファーマーズヴィレッジ 
住所:茨城県行方市宇崎1561 
電話番号:0299-87-1130 
アクセス:東京駅から高速バスで水郷潮来バスターミナル(80分)、路線バスに乗り換えて40分 
タイプ:テント、コンテナ 
営業期間:通年 
料金一例:[宿泊]ラウンジコート2人利用税別1万7750円/人から [日帰り]2人税別9100円から 
公式サイト:http://farmglamping.namegata-fv.jp/

都心から1時間で訪れることができるワイルドビーチ木更津には、軍用にも使われる大型テントのほか、古き良きアメリカを体験できる直輸入のトレーラーが設置されている。年代物の車両「ヴィンテージエアストリーム」は広さ16平方メートル。中にはセミダブルベッドとダブルサイズのソファベッドが置かれ定員は4名、冷暖房も完備。当時のままの家具や調理コーナー(使用はできない)などもそのまま残っており、中にいるだけでも興奮する空間だ。

他にも内装デザインが一台ずつ異なるトレーラーが多数用意されており、いつもと一味違う週末を過ごしたいカップルに人気だ。各トレーラーごとにBBQ設備とテーブルなどが備え付けられており、週末には房総ドライブとセットでやってくる利用者も多いという。

ワイルドビーチ シーサイド グランピング パーク(WILD BEACH SEASIDE GLAMPING PARK) 
住所:千葉県木更津市金田東2-10-1 
電話:070-3669-8480 
アクセス:JR内房線袖ヶ浦駅からバス約10分「三井アウトレットパーク 木更津」下車徒歩5分(もしくは東京駅から高速バスで三井アウトレットパーク木更津へ) 
タイプ:テント×27、トレーラー×6、ロッジ×6(定員それぞれ4名~8名) 
営業期間:通年営業 
料金一例:グランピングカバナ(定員6名)1棟3万4500円から(食事別) 
公式サイト:http://wildbeach.jp/kisarazu/

(ライター 和田亜希子)

2018年グランピング事情

第1回 グランピングで快適に非日常体験 宿泊はトレーラーも
第2回 専属シェフにジビエも 食事充実のグランピング6選
第3回 駅近・公園泊・夜景…ユニーク立地のグランピング5選(7月25日公開予定)
第4回 ここでしかできない「体験」が魅力のグランピング(8月1日公開予定)

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