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もうかる家計のつくり方

「現金が残らない」子育て夫婦 家計で誓ったある決別 家計再生コンサルタント 横山光昭

2018/7/11

毎月の家計収支は赤字。夫に賞与(ボーナス)支給がなく、赤字の累積を埋めるのは、妻のボーナスです。それで、何とか1年間の収支はトントンになっていますが、今後、カード払いがさらに増えると、あっという間に「借金家計」に変わってしまいそうです。

さらに話を聞くと、Nさんの買い物のスタイルにも問題が……。カード払いなので、お金がいくら減っているのかが見えにくく、無計画になっていたのです。食材を買いすぎて、食べられなくなり捨ててしまう。欲しい洋服があれば、忙しさのストレス発散で我慢せず買ってしまう……。洋服は時間がたつと「欲しい」「着たい」と思った気持ちが薄れ、結果的に着ないままになってしまいます。

■食材をこまめに確認、洋服は2~3日考えて買う

明らかにカードの使いすぎ。使い方を変えなければ、家計の改善は難しいのですが、急にカードをやめることもできません。60万円ほどの貯蓄を使いつつ、軌道修正していくしかないようです。お金を残していくため、支出の内容を見直し、カード払いが過度にならぬよう、少しずつ現金でのやりくりを増やしていくことを目標とします。

まず食費。本人が話していた「食材を捨ててしまう」ということが起きないよう、週に1度は必ず冷蔵庫の中身全体をチェックし、傷みそうなものから食べていくようにします。夫婦共働きで2人の子供がいて、「少し大変かな」とも思いました。ですが、数字を覚え始めた上の子供と一緒に遊び感覚でチェックでき、無駄なく食材を使えるようになりました。

洋服などの衝動買いはどうするか。「2~3日考えてから購入を決める」というルールを作りました。初めは欲しい気持ちを抑えるのが大変だったようです。ただ一人で買い物に行かないようにし、子どもや夫にルールの存在を指摘されるようになると、我慢できるようになりました。

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