『青春高校3年C組』 秋元流、ぶっつけ本番の面白さ

毎週月~金・午後5時30分、テレビ東京で生放送。動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でも未放送部分を含めて同時配信
毎週月~金・午後5時30分、テレビ東京で生放送。動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でも未放送部分を含めて同時配信

テレビ東京が月~金の夕方に生放送する『青春高校3年C組』は、公募した16~20才の一般男女が生徒として出演するバラエティー番組だ。秋元康氏が監修している。個性的な生徒たちが1年かけて様々な企画に挑戦しながら「理想のクラス」を作るというコンセプトで、2018年4月から始まった。テレ東の三宅優樹ディレクターに放送開始前から現在までの経緯、個性豊かな出演者の素顔、秋元氏との発想力といった舞台裏を聞いた。

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オーディション初日の応募者は2人

――どういう経緯でこの企画が始まったのでしょうか。

「一視聴者のようなワクワクした感覚で番組をつくっている」と話す三宅ディレクター

最初は、秋元さんと組んで「何か面白いことをやりたい」というフワっとした感じだったと聞いていますが、そこから「1年かけて番組の中で学校のクラスを作ろう」というプロジェクトが持ち上がったんです。根底には若い視聴者に向けてネット配信を含めた「新しいテレビ」として、「時代と向き合った番組を作りたい」という社の考えがあったようですが、僕の中ではその方向性と「学校のクラスを作る」という内容がどうもしっくりこなかった。ディレクターとしてお声がけいただいたときに即答できなくて「1日考えさせてください」と言ったんですが、新しいことに挑戦することにだんだん好奇心が湧いてきて引き受けることにしました。

――実際に企画を進めたとき、生徒のオーディションなどは順調でしたか。

告知も少なかったせいか、オーディション初日の応募はたった2人しか来なかったんですよ。これはいかんということで、番宣などの力を借りて、それからはなんとか選考できるくらい集まってくれるようになりました。面接から始まり、合格した彼らがいきなり生放送のテレビに出る。「今週は一体何が起こるんだろう?」と放送開始以来、ずっとワクワク、ドキドキの状態が続いていますね。僕自身も視聴者みたいな感覚です。

――選考の基準などはあるんですか。

かわいい、かっこいいだけじゃなく、いろんな個性を探しているので、特に縛りはありません。僕は『YOUは何しに日本へ?』など、もともと素人さんを取材する番組を多く手掛けてきたこともあり、その経験を生かしながら「この生徒はこのMCと組むと面白くなるんじゃないか」とか「学校に行けなかった子がここに来て何かを発散すると面白いんじゃないか」とか、いろんな企画や出演者同士の絡みを想定しながら「個性を輝かせる」という観点で選ばせていただいています。

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