結婚かお一人さまか 人生の選択で変わるマネープラン人生とお金の分岐点をマネーハック(2)

2015年調査では、男性23.4%、女性14.1%といずれも過去最高を記録しています。「少子化社会対策白書」は35年の生涯未婚率は男性で29.0%、女性で19.2%まで上昇するとの予測を示しています。お一人さまは、もはや珍しいライフスタイルではなくなりつつあります。

かつては、女性は結婚したら仕事を辞めて家庭に入るのが当然という時代でした。しかし、伝統的価値観の変化により女性の社会進出が進み、経済的にも自立できるようになりました。

男性も一家の大黒柱として家族を養うという伝統的価値観が揺らぎ、結婚に対する意識が変わってきています。いいパートナーに巡り合えたら幸せですが、そうでなければ無理に結婚しなくてもいいと考える人が増えているのだと思います。

お一人さまはできるだけ長く働き、蓄えを

私は結婚すべきかどうかと聞かれたら「したいならした方がいい」と答えます。これは同時に「結婚したくないならしなくてもいい」という意味でもあります。お一人さまの人生を選ぶ人は堂々とその人生を全うすればいいのです。

ただし、1人で生きていくのだという自覚と備えは必要です。まず、自分の両親の介護の問題があります。また、自らの老後についてどう備えていくかということもかなり真剣に考えていかなくてはいけません。

マネープランを考えると、シングルの公的年金はひとり暮らしの家計を十分にまかなうには力不足です。公的年金の受給額は単身の会社員は月15.6万円に下がってしまいます。これではちょっと余裕のある生活にはならないでしょう。

となると、お一人さまを覚悟した人たちは自助努力が欠かせません。人生100年時代を考慮すると、お一人さまはできるだけ長く働き、できるだけ多くの蓄えを確保することが必要です。

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