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夏のボーナス、どこに預ける? 期間限定でお得な金利

2018/7/5

銀行の代表的なボーナス向けの商品は金利が高めの円定期預金だ

 夏のボーナスが支給されるこの時期、金融機関は期間限定で様々なキャンペーンを実施する。普段より預金金利を高く設定したり、金融商品の購入額に応じて現金などを受け取れたりするという内容だ。まとまったお金を手にしたら、少しでも有利な金融商品を選びたい。キャンペーンの特徴や注意点をまとめた。

■新規口座開設でさらに高く

 銀行の代表的なボーナス向けの商品は、金利が高めの円定期預金だ。大手銀行の円定期預金は1年物で年0.01%(税引き前、以下同じ)なのに対し、あおぞら銀行のインターネット支店の金利は同0.25%、住信SBIネット銀行やじぶん銀行は同0.2%と20~25倍に設定している。新規に口座を開設する人なら、さらに高い金利を享受できる。大和ネクスト銀行は同0.4%だ。

 ただし、定期預金は預入期間に注意しよう。例えば、住信SBIネット銀行が新規口座開設者向けに設定している年利1%の定期預金は1カ月物。1カ月で得られる金利は実質的に約0.08%(1%÷12)だ。1カ月たつと満期を迎え、継続しても通常の金利が適用される。

 地方銀行では、実店舗を訪れなくても口座開設できるインターネット支店でのみ扱う定期預金に高い金利を適用する例もある。地銀のネット支店ではボーナス時期以外にも金利が高めの定期預金を募集している例があるのでチェックしてみよう。

■証券会社は個人向け国債

 証券会社では野村証券など大手を中心に、個人向け国債の購入額に応じて現金をキャッシュバックするキャンペーンを年に数回実施している。100万円以上200万円未満なら2000円といった具合に、購入額が多いほど受け取れる現金が増える。ただ、最も期間が短い「固定金利型3年」は対象外とする証券会社がある。

 口座を新規に開設したり、サービスの利用を始めたりすると現金がもらえる証券会社もある。

 SBI証券は新規口座開設後の投資信託の購入額に応じて現金を贈る。1回あたり10万円超の国内株式を3回以上取引すると抽選で5000円当たる。

 SMBC日興証券は主にインターネット取引できる口座で取引額に応じて抽選で現金が当たったり、口座の新規開設者の取引内容に応じてカタログギフトを受け取れたりするキャンペーンを実施している。

■元本割れ商品に注意

 マネックス証券は7月31日まで、ロボアドバイザーを活用した自動運用サービス「マネラップ」の利用者に、運用額に応じて現金を贈るキャンペーンを行っている。プレゼントの金額は、期間中「50万円以上100万円以下」の資金を追加すると1000円、「1000万円以上」なら2万5000円などとなっている。

 楽天証券も新規にロボアド運用を始めると、運用額に応じて共通ポイントの楽天スーパーポイントなどに交換できる「楽天証券ポイント」を付与する。

 注意点はある。現金やポイントのプレゼントにつられて、金融商品の内容をよく理解しないまま購入するのは避けたい。金融機関の中には外貨定期預金や仕組み預金など、元本割れの可能性がある商品をボーナスキャンペーンの対象にしているところもある。仕組み預金の一部や外貨預金は、金融機関が破綻しても保護される預金保険制度の対象外だ。円定期預金よりも金利は高く特別金利も適用されているが、預金する前に商品性についてはよく調べた上で判断したい。

(藤井良憲)

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