テーマ型ファンド 投資テーマの息の長さを見極めよう

日経マネー

写真はイメージ=123RF
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今回は過去6カ月間の資金純流入額ランキング(2018年4月末時点)を取り上げる。上位3本は、R&Iが今年初めて選出した「R&I『ファンド情報』賞」(17年度売れ筋投信調査)の受賞投信と重なった。

同賞は大手金融機関やネット証券、地方銀行などへの販売動向調査を基に、販売実績上位を表彰するもの。多くの販売会社で、年度を通じて安定的に売れ筋上位に入った投信が高得点となる仕組みを採用しており、販売額が大きくても特定の販社の営業力で資金を増やした投信や、一期間だけ売れ筋になった投信は高得点とならない。

グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)の推移

今回のランキングには、同賞で銀賞を得た「グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)」など、テクノロジー関連株投信が4本入った。こうしたテーマ型投信を購入する際は、息の長い投資テーマかどうかの見極めが重要。ESG(環境・社会・企業統治)のようにテーマとして定着しているケースがある一方、一過性で終わるものも少なくないためだ。

4位の「JPMザ・ジャパン(年4回決算型)」にも注目したい。17年10月設定の新しい投信だが、運用の中身がほぼ同じ年1回決算タイプは1999年設定のいわゆる長寿投信で、設定来のリターンは500%を超える。運用パフォーマンスの停滞期も脱して、今年の「R&Iファンド大賞」では5年ぶりの復活受賞となった。

(格付投資情報センター)

[日経マネー2018年8月号の記事を再構成]

日経マネー 2018年 8 月号

著者 : 日経マネー編集部
出版 : 日経BP社
価格 : 750円 (税込み)


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