進化したキーホルダー 片手で開け閉め、コイン収納も納富廉邦のステーショナリー進化形

さまざまなアイデアを盛り込んだキーホルダーが増えている
さまざまなアイデアを盛り込んだキーホルダーが増えている

カギを1つにまとめて持ち歩くキーホルダー。「シンプルな道具」という印象があるかもしれないが、実はさまざまな工夫を凝らしたモデルが存在する。1本だけ持ち歩く場合を想定したモノから、キーホルダーとキーケースの中間ともいえる製品まで、文具を見続けてきた納富廉邦氏が進化形キーホルダー7つを紹介する。

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「キーケースを使うか、それともキーホルダーを使うか」という問題はなかなか難しい。

言ってしまえば、鍵なんて、リングさえあれば、そこに通して腰にぶら下げるなり、ポケットに入れるなりすればいいものだ。それを洗練させるとキーホルダーになる。

実用という点に絞れば、キーケースよりキーホルダーのほうが使いやすいことが多い。キーホルダーには蓋がないから、取り出したら、そのまま鍵を選んで鍵穴に差し込めばいいのだ。使い慣れたキーホルダーなら、ポケットから出して鍵を開けて、ドアを開けてまた閉めて、キーホルダーをポケットにしまうという一連の動作が全て片手で済んでしまう。キーケースではこうはいかない。

といっても、キーホルダーはポケットの中でガチャガチャいうし、ポケットやカバンに入っている他のものとぶつかって傷つける危険性もある。その点、キーケースは鍵がケースの中に収納されているため、他のものを傷つける心配もない。また鍵を取り出すとき以外はほぼガチャガチャいわないのもいい。

こうやって考え始めると、キーケースかキーホルダーかという問題は意外に難しいことがわかるだろう。ただ言えるのは、元から完成度が高かったせいか新しい工夫のある製品が少ないキーケースに比べて、キーホルダーには面白い製品が多いということだ。

一見シンプルなキーホルダーだけど

たとえばヴィンテージ リバイバル プロダクションズの「Key Clip」は、しゃれたレザーのコンパクトなキーホルダーに、マグネットを付けた製品だ。革のループ部分に付いたマグネットで、ループ部分をクリップのように使えるため、カバンやポケットにパチンと留めておくことができるのだ。また玄関のドアなどに貼り付けておくこともできる。

ヴィンテージ リバイバル プロダクションズの「Key Clip」は、マグネット式のクリップが付いたキーホルダー。このクリップがカバンやポケットに付けられるだけでなく、ドアなどにも付けられるため、鍵を探すシチュエーションを減らすことができる。価格3800円(※税別、以下同)
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