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ムロツヨシ「19歳の自分に感謝」 男優5位に大躍進

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NIKKEI STYLE

自らを「喜劇役者」と名乗る42歳のムロツヨシが、2018年版のタレントパワーランキング男優編で5位にランクイン。昨年の47位からジャンプアップする勢いを見せた。今の心境を本人に聞いた。

日経エンタテインメント!が発表している「タレントパワーランキング」は、アーキテクトが3カ月に1度実施している、タレントの「認知度(顔と名前を知っている)」と「関心度(見たい・聴きたい・知りたい)」の調査を基に、2つのデータを掛け合わせて「タレントパワースコア」を算出、ランキング化したものだ。(調査の詳細は総合編の「タレントパワー、マツコ3連覇 石原さとみ4位浮上」をご覧ください)

ムロの最大の支持層は、20代女子や10代男子といった若年層。加えて17年は、大河ドラマ『おんな城主 直虎』で直虎の側近・瀬戸方久(せとほうきゅう)を好演し、中高年を中心に全世代のスコアを大きく伸ばした。

「10年前までお休みだらけで、もっと仕事がしたい、お芝居がしたいと思っていました。そんな願いがようやくかなって、休みがない状態が続いたのが去年です。ありがたいなと思ったのと同時に、休み方を覚えないと息切れしてしまうなと痛感したりもしましたね。

『直虎』の方久は、僕にとっても大きな仕事になりました。それまで役の3年ほどを生きたことはありましたが、何十年も演じたのは初めて。しかも良いところばかりではない、人間味のある役でしたから、本当に演じ甲斐がありました。『直虎』に出てから、年配の方に声をかけていただくことも増えましたね。しかも『ムロ』ではなく、『方久さん』と呼ばれる。役名で呼ばれるのは、役者として、すごくうれしいことでした」

「戦友」福田雄一監督との出会い

ムロは19歳の時に舞台を見て役者を志し、小劇場を中心に活動。しかし10年以上、芽が出なかった。32歳の時に出会い、ムロが「戦友」と呼ぶ仲になったのが、コメディの鬼才・福田雄一監督だ。『勇者ヨシヒコ』シリーズ(11年~)や、ムロの民放連ドラ初主演作『新解釈・日本史』(14年)などでコンビを組み、17年は連ドラ『スーパーサラリーマン左江内氏』や大ヒット映画『銀魂』、『斉木楠雄のΨ難』などに出演した。

 「『福田組のムロ』としてみなさんに覚えてもらえている部分もあると思いますし、自分としても『居場所がここにある』という感覚があります。福田さんに頼りにされている分、期待に応えなきゃ、飽きられたら終わりだ、という恐怖もありますね。怖いのは、(福田組常連の)佐藤二朗さんや安田顕さんも同じです。サボってたらバレるし、持っていかれる(笑)。最近はイキのいい賀来賢人も現れて、手を抜けなくなりました(笑)」

バラエティにも強いのがムロの特長だ。13年からNHKのコント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』にレギュラー出演し、民放のバラエティにも引っ張りだこ。

また、17年から増えたのがCMだ。Panasonicリフォーム、りそな銀行、MINTIAなど、現在の契約は7本にのぼる。

「CMについては、僕も周りの人間も驚いてます。山田孝之から『ムロさん、ウソでしょ? ウソが多すぎる』と言われたり(笑)。CMは毎日流れるから、一般の方は僕がいつもテレビに出てると思うみたいですね。『毎日見るよ。休みはあるの?』とよく心配されます。

『LIFE!』では、内村(光良)さんらプロの芸人さんがいる中で、芸人ごっこをしちゃいけない。役者として台本を読み、小劇場で培ったコメディ経験を生かしながら、何とかしがみついてます。

CMでもバラエティでも僕の立ち位置は役者で、肩書きは喜劇役者。そこはブレずにやりたいです」

5年後の目標は大河主演

映像で活躍する一方、10年前から続けてきたのが、脚本・演出・出演を手掛ける舞台「muro式」だ。このインタビューが行われたのは、4月の東京公演の真っただ中。今では2万人を動員する人気を誇るが、今回で幕を閉じる。

「muro式は、仕事がなかった32歳の時に、『僕を知ってください、使ってください』という思いで始めた、いわば公開オーディション。それで少しずつ知ってもらえるようになってきましたし、僕も作り手として、自分が見せたい作品を、新しい形で届けたいと考えるようになってきた。muro式は終わらせて、2年後に違う形で演劇を作りたいと思っています。

終わらせると決めたら、どんどん面白い発想が出て、今回の『muro式・10』が、この10年のすべてと言えるものになっています。毎日の公演が楽しくて、この仕事を選んで良かったと思う日々。19歳の自分には感謝してます(笑)」

18年2月には、史上最高齢でエランドール賞新人賞を受賞(※)。その授賞式で「5年後の目標は大河主演」と語ったが、本気なのか。

「本気です、本気です! 縄文から弥生に変わる激動の時代を、福田雄一脚本でどうですか? まだ日本語が生まれてないので、セリフは全部字幕スーパーですけど(笑)。

エランドール賞の定義は、『将来性が期待される有望な俳優』だと聞きました。42歳で将来性が期待されるっていうのは、うれしいものですよ。これは笑える、いい人生だなあと思いました(笑)」

※日本映画テレビプロデューサー協会が選定。2016年に受賞した吉田羊が公式には年齢非公表のため、「おそらく最高齢でしょう、とスタッフの方に言われました(笑)」とムロ。

(ライター 泊貴洋)

[日経エンタテインメント! 2018年6月号の記事を再構成]

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