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夜道の電話は逆効果 痴漢や暴漢から守る4つの護身術

日経ウーマンオンライン

2018/7/6

自分の身を危険から回避するための手段「護身術」
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 「歩きスマホ」をしているときだけに限りませんが、犯罪に巻き込まれる恐れは誰にでもあります。今回は「もしものとき」に備えて、セキュリティーサービス会社の綜合警備保障(以下、ALSOK)に護身術を聞きました。被害に遭いそうになったときは、一秒でも早く危険から逃れることが大切。自分の身を守るため、4つの護身術を覚えておきましょう。

■密室になるエレベーター もし不審者が乗ってきたら?

綜合警備保障(ALSOK)の渡辺文子さん

 そもそも護身術とは、相手を倒すのではなく、自分の身を危険から回避するための手段。ALSOKの渡辺文子さんは、「普段からの心構えが一番の護身術。危険な目に遭う機会をつくらないことこそ護身術の極意」と話します。

 しかしデータを見ると、犯罪被害状況は深刻です。犯罪情勢を調べた警察庁の統計資料※によると、「強制わいせつ」「公然わいせつ」「強姦」といった項目で、私たちが会社から帰宅する、または飲み会などで帰りが遅くなる時間帯の18時~深夜2時までの間に被害に遭う割合が多くなっています。

※出典元:警察庁統計平成28年の犯罪 刑法犯認知状況(発生時間帯)

 防犯対策として「電話をしながら夜道を歩く」という方法を実践している人もいるかもしれませんが、実は逆効果。渡辺さんは、注意力が散漫になってしまい、犯行者の接近に気付かない可能性があると語ります。

 「スマホでの通話は、イヤホンをして音楽を聴いているのと同じ状況だと考えましょう。たとえ電話の向こうの相手が危険を察知したとしても、すぐに助けに来られるわけではないと分かった上で、犯行者は犯行に及びます。帰宅時は電話をしたり音楽を聴いたりせず、周囲を警戒しながら歩きましょう」(渡辺さん)

 マンションの場合、犯行者がオートロック式の出入り口を通り抜け、エレベーターに同乗した女性に強制わいせつをする可能性があります。エレベーターに乗るときは、壁を背にして操作ボタンの前に立ち、誰かが乗ってきたらその階で降りるようにしましょう。その場合、渡辺さんが推奨する次のような方法なら相手に悪印象を与えず危険から逃れることができます。

 「エレベーターに同乗した人に不信感を抱いてしまった場合にはスマホが役立ちます。電話がかかってきたふりをして、すぐにエレベーターを降りましょう。これなら相手が不審者ではなかったとしても悪い印象を与えることはなく、マナーを配慮した行動だと思われます」(渡辺さん)

 また、家に入るときは外に背中を向ける格好になるため無防備になりがちで、この隙を狙って押し入られるというケースも少なくありません。

 「鍵を開ける前に周囲を警戒し、素早く自宅に入って、すぐに鍵を閉めましょう」(渡辺さん)

 さらに一人暮らしの場合、自宅の鍵を開ける際に「ただいま」と言うと、同居人がいるかのようにカモフラージュできます。コンビニなどで食べ物を買うときは、二人分以上の品を買うか、箸を複数もらうといった心掛けも大切です。

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