Men's Fashion

夏のカジュアル通勤 落ち着きを生む「冷青」シャツ

トレンド

デニム通勤をちゃんと見せるには?

2018.7.6

MEN'S EX

ジーンズ通勤が許されているものの、職場で悪目立ちしないか不安な人が多いという。きちんと見えて暑苦しくない上手なカジュアルには、優れたシャツの存在が欠かせない。




着ている本人だけじゃなく見る人もクールになれる

春夏に青を中心とした寒色系が人気を集める理由は、いうまでもなく見た目に涼しさを感じるから。もちろん、リゾートやアウトドアといった遊びのシーンでは、赤や黄色といった色が高揚感を与えてくれることもある。だがビジネスにおいて大切なのは、清潔感と冷静さ。肌を露出しないよう長袖を選ぶのであれば、見た目に涼やかなブルーのシャツを選ぶことは、もはや必然といえる。

とはいえ、高温多湿な日本の夏。長袖が暑いのも事実。そこで、さらに機能素材というキーワードを付け加えたい。長袖でも窮屈さを感じないストレッチや、汗を素早く発散する速乾といった機能素材なら、見た目の清潔感を裏切らない快適な着用感を得られる。ひいてはそれが、スマートな立ち振る舞いに繋がるのだ。

◇   ◇   ◇

■5ポケデニムもスマートな通勤仕様に

アイロン要らずで着られる抗シワ性に優れた生地のシャツが、5ポケットデニムをビジネス然とした端正な印象に。上下青で揃えることで、長袖も爽快に。シャツはブルックス ブラザーズ。1万3000円(ブルックス ブラザーズ ジャパン)

ジャケット9万3000円/ボリオリ(ボリオリ東京店) パンツ2万3000円/バーニーズ ニューヨーク(バーニーズ ニューヨーク) ベルト2万2000円/オルチアーニ、靴7万9000円/クロケット&ジョーンズ(以上ビームス ハウス 丸の内) メガネ4万3000円/アイヴァン 7285(アイヴァン7285 トウキョウ) 鞄12万4000円(参考価格)/リュニフォーム(ステディ スタディ)

【 企業目線 】ジーンズの日でもいざ、に対応できる準備を

 「週2回の『脱スーツ・デー』ではジーンズもOKですが、そういう時でも襟付きのシャツを合わせている人が多いです。やはり、急な来客や急なミーティングなどに対応できるかが、重要です」伊藤忠商事 人事・総務部 企画統括室長 西川大輔さん

〔 お洒落目線 〕機能をさり気なく備える進化したシャツが豊富に

 「ストレッチ、吸汗速乾、形態安定性などを備えながらもカジュアル感はなく、通常のドレスシャツと遜色ない仕上がりのものが充実。ノータイの時期は涼やかですっきり見える濃い目のブルーがオススメです」ユニバーサルランゲージ プレス 青山商事 TSC事業部 神尾博和さん