人生100年とお金 転職、副業…キャリア2つが新常識人生とお金の分岐点をマネーハック(1)

写真はイメージ=123RF
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今月のマネーハックは「人生とお金の分岐点」をテーマとします。あなたの人生において、お金の問題は常につきまといます。

仕事、結婚、子育て、住宅購入、老後――。人生のいくつかの局面ではその選択がお金の問題に直結します。どんなに望んでもお金がなければ実現しないものもありますし、逆にお金があるからこそ可能になることもあります。いずれにしても私たちの人生は節目節目でお金に左右されるのです。

そんな人生とお金の分岐点を知って、今から備えておこうというのが今回の趣旨です。人生100年時代といわれる中、その意味はますます重要になるでしょう。これから取り上げる5の分岐点のうち、まず考えてみたいのは「仕事」です。

仕事で人生いくら稼ぐかを意識する

学生時代を終え、社会人として仕事をするようになると、アルバイトとは違ったお金の稼ぎ方が求められます。アルバイトは個々の能力に差があっても基本的には時給は同じです(あっても10%ちょっとの差でしょう)。しかし、社会人は能力によって年収は違ってきます。

つまり、「高い能力(重い責任)」を有しているかどうか、端的にいえば、あなたが事務作業のみをする新人社員か、会社全体のマネジメントにも責任を負う立場かで年収は大きく違うのです。

また、大きな会社の正社員としてキャリアアップする場合と、そうでない場合についても、年収の違いは10倍以上になることがあります。

独立行政法人労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2017」によると、正社員の生涯賃金は大卒・大学院卒男性で2億7000万円ですが、これはあくまで平均値なので個々の事例はバラバラでしょう。すべての人が2億円以上稼げるわけではありません。私たちは自分が仕事を通じてどれくらい稼ぐか、どうすれば稼ぎを増やせるか、もっと意識すべきだと思います。

人生に2つキャリアを持つ時代

人生100年時代の生き方を提唱してベストセラーとなった「LIFE SHIFT」は50年以上働く時代においては、1つのキャリアやビジネススキルだけでは通用しなくなる恐れがあることを指摘し、2つのキャリアを持つ時代が来ていると主張しました。

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