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Jリーグにタイ人観光客が熱視線 地元スター活躍で 「ガリガリ君」などスポンサー企業にも恩恵

2018/7/17

Jリーグでのタイ選手の活躍を見ようと、タイから多くの観光客が訪れている(神戸市のノエビアスタジアム神戸)

2018年のJリーグで大きな注目を集めているのがタイ選手の活躍だ。「タイのメッシ」と呼ばれるチャナティップ選手などのトッププレーヤーが、昨年から相次いでJのクラブに加入。それとともに観戦を目的にしたタイからの観光客が増え、スポンサーなど企業の交流も深まっている。日本以外にファンを広げようというJリーグのアジア戦略が実を結び始めた。

■試合のネット配信、国境超える

北海道コンサドーレ札幌のチャナティップ選手(左)は「タイのメッシ」と呼ばれる(18年5月、東京都調布市の味の素スタジアム)=共同
ティーラトン選手(右)はヴィッセル神戸で活躍する(18年5月、神戸市のノエビアスタジアム神戸)=共同

「Jリーグの雰囲気はとても洗練されていて欧州みたいだ」。5月下旬、ヴィッセル神戸のホーム、ノエビアスタジアム神戸(神戸市)で開かれた北海道コンサドーレ札幌との一戦を見たクーニチバーディンさん(35)は目を輝かせて語った。目当ては神戸のDFティーラトン選手と札幌のMFチャナティップ選手の対決だ。タイでJリーグの試合を放映するメディア「トゥルー」が観戦ツアーを企画し、タイから6人が参加した。

この日はツアー参加者以外にも多くの個人旅行客がスタジアムを訪れていた。札幌のチャナティップのユニホームを着ていたブアピアさん(28)はバンコクから仲間6人と観戦。「試合後の神戸牛も楽しみ。サッカーと観光の両方を楽しみたい」と語っており、インバウンド消費にも注目が集まる。

トゥルーの企画担当、ニッティポンさんは「以前からJリーグの試合を放映しているが、今年に入って人気が爆発した」と語る。要因はタイ代表の人気選手らの加入だ。

「タイのメッシ」と呼ばれ、Jリーグの中でも突出したテクニックを持つチャナティップ選手が昨年、来日したのに続き、ティーラトン選手やサンフレッチェ広島のFWティーラシン選手が今年、Jリーグにやってきた。日本代表でいえば香川選手、本田選手、長友選手が同じリーグでプレーしているようなもので、関心が急速に高まっている。「タイのファンはもともとJリーグを模範として考えていた」(ニッティポンさん)が、一気に身近な存在となった。

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