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週末は家めしクッキング

週末レシピ アジの南蛮漬け、包丁を使わず簡単に作る

2018/6/30

夏にさっぱりと酸味の効いたアジの南蛮漬け

(2)野菜を細切りにし、(1)の南蛮酢に漬け、冷蔵庫に入れておく

野菜の皮をむくには、ピーラーを使えばいいし、細切りにするには、スライサーなどを活用しよう。

「いやいや、私は包丁で千切りにしますよ」という方も、もちろんそうやっていただいて問題はないのだが、スライサーを使うのは、なにも時間短縮のためだけではない。包丁で切るとスパっと鋭利に切れるが、スライサーを使用すると、断面が微妙にザラつくため、実は、包丁で切るよりも液体が染み込みやすいという利点がある。

この工程を先に行う理由は、魚を揚げている間に野菜のエキスが酢に移り、野菜にもしっかりと味が入る。加えて、ほどよくしんなりとするので食べやすい。

シャキシャキの食感の野菜が好きだという方は、魚を揚げてから漬け込んでもかまわないが、味のバランスは前後で変わってくるので、これはお好みでとしておこう。

沖縄の郷土料理、「ニンジンしりしり」に使われるような千切り器があれば簡単だが、そもそもスライサーなんて持っていないって方は、一度100円ショップをのぞいてほしい。スライサーだけでも種類は豊富で、キャベツの千切り用や、白髪ネギ専用まで用途は様々。今や100均でも優れた調理用具が手に入る。それも100円で。もちろん、スーパーやホームセンター、家電量販店でも取り扱いがあるのでチェックしてみよう。

包丁は使わず、手で小アジの内臓をていねいに取り出す

次に魚を揚げる。ここでも包丁は登場しない。

(3)魚の下処理をして、揚げ、野菜と共に調味酢に漬ける

包丁を使わず、エラと内臓を一気に手で外す方法を紹介しておこう。まず、アジを洗い、水気を拭き取っておく。頭の部分にあるエラぶたの中に指を入れ、エラをグッとつまんで、そのまま尾の方向にスッと動かすと、エラ、内臓、胸ビレが、気持ちよいほど一気に取り除くことができる。

内臓や血合いが残っているようであれば、キッチンペーパーで汚れと水分を拭き取っておく。ここできちんと作業しないと、油はねの原因になるので注意すること。

小アジは低温でじっくり揚げる

塩・コショウを振り、全体的に薄く小麦粉をつける。骨まで食べられるよう、低温の油でじっくりと揚げる。揚げたてのアジを野菜の下にもぐり込ませ、南蛮酢がしっかりと絡むよう、15分以上なじませればでき上がり。

皿に盛り、食べる間際にお好みでカツオ節としょうゆをかけると、ご飯のおかずにもばっちりだ。

今回の調理の特徴は、定番のアジを使い、包丁を使わずに処理すること。それにはまずアジのサイズがポイントになる。アジにもいろいろな種類があるが、塩焼きにしておいしいようなサイズの場合は、包丁を使って三枚におろす必要がある。そのため、簡単に南蛮漬けをつくるときは、三枚におろさずにすむ、体長10~15センチメートルくらいの、全体的にまるっと太って、皮が張ったものを選ぼう。

密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存すれば日持ちするので、分量以上に作っておくと数日はおかずに困らない。

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