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ニシキヘビがまた人を丸のみに 被害なぜ増える?

日経ナショナル ジオグラフィック社

2018/7/2

ナショナルジオグラフィック日本版

ナポリ動物園のアミメニシキヘビ(学名:Broghammerus reticulatus)(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)

 インドネシアで、人が大型のヘビに丸のみにされる事故が発生した。被害者は54歳の女性。畑仕事をしていたときに、体長7メートルのアミメニシキヘビに襲われたものとみられる。

 現地の報道によると、女性が帰宅しなかったため捜索を行ったところ、近くで腹を大きく膨らませたヘビが見つかったという。腹を割いてみると、丸のみだったのだろう、中から女性の遺体が外傷のない状態で現れた。

 1年ほど前にも、同じインドネシアで25歳の男性がアミメニシキヘビに丸のみされる事故が起きている。こうした事故が起きるたび、問題となるのが人とヘビの摩擦だ。ヘビが人間を襲う確率が高まっているのは、人間による開発が影響していると考える人もいる。本当にそうなのだろうか。複数の専門家に意見を聞いた。

 ニシキヘビが人を死に至らしめる方法について、米フロリダ自然史博物館のマックス・ニッカーソン氏に聞いた。

 「締め付けて人の心臓を止めるのです。あっという間の出来事なので、驚かされます」。ニッカーソン氏は、ペットとしてアミメニシキヘビを飼っている。ヘビの個性はそれぞれ異なるものの、このヘビは総じて「怒りっぽい」という。獲物を殺すときは、噛みついて巻き付き、血の流れが止まるまで締め付ける。

 米ペンシルベニア州にあるディキンソン大学の脊椎動物生態学者スコット・ボバック氏は、この種のニシキヘビは待ち伏せが得意だと話す。自分から獲物を探し回るのではなく、じっと待ち構えて、近くを通りかかった獲物を狙うのだ。

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