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デジタルライフ

水滴・映り込み…スマホの撮影ワザで雨の日を楽しく 三井公一のスマホ写真術(第4回)

2018/6/29

雨の日こそ、絵になる写真を撮るチャンス(iPhone Xで撮影)

うっとうしい梅雨のシーズンだが、スマートフォン(スマホ)のカメラを楽しめると、ジメジメとした暗い季節も楽しいものに変化する。なぜならスマホカメラは、ちょっとした被写体を発見して撮影するのに最適なデジタルカメラだからである。今回はそのスマホで「雨の季節を撮る」ことについてお伝えしたい。

■キーワードは「水滴」「水たまり」「映り込み」

毎日いつでも携帯するスマホ。通勤や通学、レジャーなど必ずパートナーとしていつも一緒だ。常時携行するということは、いいシーンに巡り合う確率が高くなることを意味する。

梅雨のこの時期、重くかさばるデジタルカメラではどうしても片手が傘で塞がってしまい撮影しにくい。その点スマホなら片手でラクラクと撮影ができる。最新型のスマホならば手ぶれ補正機能もあるので日中なら片手でも鮮明な写真を撮れるだろう。なので雨の日はスマホでいい被写体に出合うチャンスなのだ。

スマホを手に家や会社の近所をゆっくりとブラブラ散策をしてみよう。雨の日は普段の日と違ってあらゆるものがぬれているはずだ。そこに注目してみよう。キーワードは「水滴」「水たまり」「写り込み」だ。見つけたら寄ったり引いたりと、画面構成にこだわって数多く雨の様子を捉えてみよう。いいものが撮れたら、純正アプリで作品に仕上げてみるのもいいだろう。

水滴が付くだけでありふれたものが特別な写真になる(iPhone Xで撮影)

ちょっとした植え込みの草にもキレイな水滴が付いている。よく光を観察して、水滴が一番美しく見える角度を探してシャッターを切ってみよう。いつも見過ごしてしまう光景が特別な写真にならないだろうか。

街角の消火栓もいい被写体になる(iPhone Xで撮影)

街角の消火栓もいいモチーフだ。冷たい金属製のボディー上に雨粒が乗っている。赤いランプをアクセントになるように画面上に配置し、シンプルな構図でiPhone Xのシャッターを切った。これを自分なりにアプリで現像処理してイメージを増幅するのもいいだろう。

水たまりで写り込みを撮ってみよう。雨の日ならば波紋も絵になる(HUAWEI Mate 10 Proで撮影)

水たまりにも目を向けてみよう。運がよければ素晴らしい景色が映り込んでいるかもしれない。いい角度と映り込みを探してスマホを持ってゆっくりと周囲を回ってみることだ。降雨中だと波紋が絵になるし、雨が上がっていれば水鏡になる。すてきな水たまりを探してブラブラと歩いてみよう。

水滴にピントを合わせて撮ると印象的になる(HUAWEI Mate 10 Proで撮影)

水滴が付いたガラスやクルマのウインドーも実に絵になる。水滴にピントを合わせ背景をぼかせると印象的になるが、このときに「ポートレートモード」や「ワイドアパーチャ」機能を使うのはやめた方がいい。ソフトウエア的にボケ味を作り出すこれらの機能は、まだ細かくて透き通った水滴をうまく判別できないからだ。だいたいの場合不自然なボケになってしまうので、水滴は通常撮影モードで接近して撮るのがコツだ。

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