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水滴・映り込み…スマホの撮影ワザで雨の日を楽しく

三井公一のスマホ写真術(第4回)

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NIKKEI STYLE

うっとうしい梅雨のシーズンだが、スマートフォン(スマホ)のカメラを楽しめると、ジメジメとした暗い季節も楽しいものに変化する。なぜならスマホカメラは、ちょっとした被写体を発見して撮影するのに最適なデジタルカメラだからである。今回はそのスマホで「雨の季節を撮る」ことについてお伝えしたい。

キーワードは「水滴」「水たまり」「映り込み」

毎日いつでも携帯するスマホ。通勤や通学、レジャーなど必ずパートナーとしていつも一緒だ。常時携行するということは、いいシーンに巡り合う確率が高くなることを意味する。

梅雨のこの時期、重くかさばるデジタルカメラではどうしても片手が傘で塞がってしまい撮影しにくい。その点スマホなら片手でラクラクと撮影ができる。最新型のスマホならば手ぶれ補正機能もあるので日中なら片手でも鮮明な写真を撮れるだろう。なので雨の日はスマホでいい被写体に出合うチャンスなのだ。

スマホを手に家や会社の近所をゆっくりとブラブラ散策をしてみよう。雨の日は普段の日と違ってあらゆるものがぬれているはずだ。そこに注目してみよう。キーワードは「水滴」「水たまり」「写り込み」だ。見つけたら寄ったり引いたりと、画面構成にこだわって数多く雨の様子を捉えてみよう。いいものが撮れたら、純正アプリで作品に仕上げてみるのもいいだろう。

ちょっとした植え込みの草にもキレイな水滴が付いている。よく光を観察して、水滴が一番美しく見える角度を探してシャッターを切ってみよう。いつも見過ごしてしまう光景が特別な写真にならないだろうか。

街角の消火栓もいいモチーフだ。冷たい金属製のボディー上に雨粒が乗っている。赤いランプをアクセントになるように画面上に配置し、シンプルな構図でiPhone Xのシャッターを切った。これを自分なりにアプリで現像処理してイメージを増幅するのもいいだろう。

水たまりにも目を向けてみよう。運がよければ素晴らしい景色が映り込んでいるかもしれない。いい角度と映り込みを探してスマホを持ってゆっくりと周囲を回ってみることだ。降雨中だと波紋が絵になるし、雨が上がっていれば水鏡になる。すてきな水たまりを探してブラブラと歩いてみよう。

水滴が付いたガラスやクルマのウインドーも実に絵になる。水滴にピントを合わせ背景をぼかせると印象的になるが、このときに「ポートレートモード」や「ワイドアパーチャ」機能を使うのはやめた方がいい。ソフトウエア的にボケ味を作り出すこれらの機能は、まだ細かくて透き通った水滴をうまく判別できないからだ。だいたいの場合不自然なボケになってしまうので、水滴は通常撮影モードで接近して撮るのがコツだ。

雨上がりの水滴は暗めに補正

このようにダーク系の被写体が画面を占めると、露出がオーバー目(全体が明るくなりすぎること)になってしまうことが多い。その場合は画面をタップして表示された太陽アイコンを下にドラッグして暗めに補正しよう。この画面はHUAWEI Mate 10 Proだが、iPhoneの純正アプリでも同じようにして露出を明るくしたり暗くしたりできる。

アジサイの葉で光る雨上がりの水滴。露出をやや暗めに補正してシャッターを切ると、キラリと光る印象的な水滴になる。

アプリの加工で一味違う写真に

雨上がりは夕方から夜の街がフォトジェニックだ。水たまりやぬれた路面に、ネオンやクルマのヘッドライトが反射して映えるからだ。会社や学校帰りに時間があったなら、まだ空に明るさが残るうちに建物などを狙ってみよう。真っ暗になってしまうと空がベタ塗りになってゴージャスな雰囲気が出ないことが多いのだ。水たまりや路面の反射がベストになる位置を探してみるといい。ローアングルで撮れる場所があれば確実にそこのカットはおさえたいものだ。

撮ったカットがややメリハリにかける場合はカメラロールの「編集」から写真を加工してみるといい。

iPhoneの純正アプリで説明しよう。画面下部にあるスイッチのようなアイコンをタップして、さまざまなパラメーターを操作する。「ブリリアンス」は明るい部分と暗い部分のコントラストをいい感じに調整できる。あまりやり過ぎるとフラットすぎる写真になってしまうので注意しよう。

ゴージャス感を出すためには「彩度」を上げる。これもやり過ぎると色が飽和してしまうので、かけ過ぎには注意したい。他にも「コントラスト」や「明るさ」などのパラメーターがあるので、自分なりにいろいろと現像処理をして完成させる。この作業は加工前に戻すことができるので安心して楽しみながら写真をいじってみよう。

このようにイメージを増幅すると、どんよりとした雨の景色も、まるで外国の景色のように昇華することが可能だ(Apple iPhone X使用)。

三井公一
 iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影している。2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。http://sasurau.com/

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