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職場の騒音ストレス 血圧やコレステロール上昇招く?

日経Gooday

2018/7/15

職場の騒音は耳だけでなく血圧やコレステロールにも悪影響を及ぼす?(c)Shojiro Ishihara-123RF
日経Gooday(グッデイ)

職場で騒音にさらされると、血圧やコレステロール値の上昇を招く可能性があることが、米国疾病予防管理センター(CDC)のEllen Kerns氏らの研究で明らかになりました。

■騒音はストレスを引き起こし、血圧を上げる?

騒音は難聴を招くことはよく知られていますが、それだけでなく、騒音と循環器疾患との関係も懸念されています。騒音はストレスを引き起こし、ストレスに対する自律神経や内分泌系の反応が、循環器疾患の危険因子である血圧や血中コレステロールの上昇を引き起こすのではないか、というのがその理由です。

そこで著者らは、職場の騒音と高血圧、高コレステロール、冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症)または脳卒中との関係を調べることにしました。

分析対象にしたのは、さまざまな職種に従事する18歳以上の男女です。両耳または片耳が高度難聴(ろう)の人(騒音が原因で高度難聴になる可能性は非常に低い)や、聴力低下の原因が、妊娠中の母親が感染症にかかったこと、生後の感染症、遺伝性の病気、脳腫瘍である人は、分析から除外しました。

条件を満たした2万2906人の労働者(男女比はほぼ半々、62%が白人、55%が大卒)について、職場の騒音の有無や健康状態を詳しく分析した結果、12%が難聴で、24%に高血圧、28%にコレステロール値の上昇が認められました。また、4%が冠動脈疾患または脳卒中を経験していました。

「騒音あり」の基準は、以下としました。

【騒音あり】:1日に4時間以上、非常に大きな音(1mほど離れた場所にいる人と会話するにも大声で叫ばないと聞こえないレベル)、または大きな音(大声で話さないと聞こえないレベル)にさらされた日が週に数日以上あった人

【騒音なし】:上記に該当しない人

■騒音にさらされている人は高血圧リスクが16%増

全体の25%(4人に1人)が、「騒音あり」に該当する状況を経験したことがあり、14%は過去12カ月間にそうした経験があったと回答しました。

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