2019年のスニーカーはこれだ! 色づかいで際立つ個性
スポーツ庁の提唱などもあり、「スニーカー通勤」が何かと話題だ。その動きを意識し、店頭では革靴に似たタイプなど様々なスニーカーが並んでいる。イタリア・フィレンツェで6月に開かれた世界最大級のメンズファッション見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ」でも靴の老舗が2019年春夏シーズン向けの最新アイテムを披露していた。価格帯などは未定のものが多いが、ラインアップはどれも斬新だ。
■フランチェスコ・ベニーニョ
イタリア・ナポリで1926年に創業した紳士靴ブランド「フランチェスコ・ベニーニョ」は、大胆な色使いと軽やかな履き心地で人気を呼んでいる。新作で、ひときわ目を引いたのは色塗りのレザースニーカー。茶色や黒など靴ひも部分をのぞけば革靴のよう。スーツと合わせる際もあれこれ考えずに履けそうな一足だ。
■LO.WHITE
フィレンツェのシューズメーカー「LO.WHITE」もブースの目立つ位置にスニーカーを展示。通勤にも履けそうなモデルが少なくない。青や茶色、ベージュや青白、赤青のコンビネーションタイプなど色の選択肢も多い。靴ひもも目立たないデザインのものがあるのは助かる。
■ポリーニ
イタリアの高級靴ブランドとして知られる「ポリーニ」。フランチェスコ・ベニーニョと同様、2019年春夏用はエアーブラシを駆使、レザーに直接、色を吹き付けたタイプのスニーカーなどを展示。旗艦モデルは貴重の白に赤と緑でイタリア国旗をイメージさせる一足だが、ビジネスシーンでも履けそうな色のバリエーションをそろえる。
■バレット
1917年、イタリア・パルマで創業の高級紳士靴ブランド「バレット」がブースに並べていた新作はどれも色の仕上げが美しいものばかり。メッシュタイプやレザータイプのスニーカーをそろえ、深みのある色味のネイビーやブラウンは、なかなかお目にかかることがない。
(堀威彦)
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