スマホで株や為替を取引 便利すぎるがゆえの注意点スマホアプリをマネーハック(4)

写真はイメージ=123RF
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今月のマネーハックテーマは「スマートフォン(スマホ)の徹底活用」でした。スマホのアプリを使えば、銀行に行かなくてもお金を動かしたり、お金の流れを自動的に把握して家計管理したり、キャリアアップに挑戦したり、といったテーマを紹介してきました。

最後はオンライントレードについて取り上げてみたいと思います。株式や為替のトレードにもスマホはもはや欠かせないツールとなっています。

フィンテックの元祖はオンライントレード

金融とIT(情報技術)が融合した「フィンテック」という言葉がもてはやされるようになりました。フィンテックベンチャーへの投資資金として何億円も集まった、などのニュースをみると私たちの日常生活には縁遠いことのように思いますが、今や当たり前となったオンライントレードはある意味「元祖フィンテック」というべき存在です。

ネット専業証券会社の勃興、大手金融グループに属さない外為証拠金取引(FX)会社の誕生などは今世紀に入って加速した現象です。その背景には規制緩和だけでなく、技術の進歩があります。

つまり、高度な通信インフラがあってこそです。具体的にはブロードバンド回線やタッチパネルを活用した高精細画面のスマートフォン、タブレット、そこで利用できるウェブサービスやアプリの普及です。

スマホを交流サイト(SNS)の「いいね」ボタンを押すことや、ゲームアプリの高得点狙いにばかり使っている人は、技術の進歩をフル活用しているとはいえません。これはちょっともったいないことです。

株もFXもiDeCoもスマホで注文できる

今では株式や投資信託、FXはもちろん、個人型確定拠出年金(iDeCo)も口座開設から売買注文までほとんどすべてがスマホやタブレットで行えます。

ブラウザの画面をそのまま開いてトレードするケースもあれば、専用アプリでの売買となるケースもありますが、いずれの場合でも自在に情報をチェックしながら、注文できるようになっています。会社への通勤途中でも、ランチタイムでも、ベッドに入ってからでも、トレードは可能です(売買可能時間は取引による)。

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