女がときめく男の装い

2回目のデート、男は何を着るべきか? ファッションディレクター 清水久美子

2018/6/30

世の多くの男性が、迷い、空振り、落ち武者となる。そのタイミングが、そう2回目のデート。1回目に会った時は、すっかり意気投合。なのに、2回目に会ったらいきなり距離を置かれる。その原因のひとつ、それはファッションかもしれません。

1回目では、まだお互いが社交の段階。合コン、紹介、のみ会など、不確定要素の多い席は、「とりえずスーツ」が正解です。けれど、2回目。週末のデートなどの、完全にプライベートな時間は、いわば「私服初公開」のタイミング。

■恋の落ち武者とならないために

じゃあ、と張り切って、ライダーズ(オートバイに乗る際に着用するジャケット)やブルゾンなど、こなれた格好はどうかな、とトレンドカジュアルに走る「やんちゃ武士」。自分のありのままを、とオールユニクロのTシャツ&デニム、ポシェットで現れる無抵抗作戦の「ユニクロ武士」。もしくは、自分の趣味の世界をご披露、とばかりにハワイアンシャツやロックTシャツなどで現れる「マイウエー武士」などが、今週末も恋の関ケ原に集います。

けれども、そのどちらの運命も、多分落ち武者……。

なぜでしょう。

女心で言わせていただければ、2回目のファッションで優先していただきたいのは、まずは「エスコート感」。「きょう一日、ご一緒しますね」というメッセージがきちんと伝わる、安心感のある格好なのです。

なので、おすすめは、断然ジャケットスタイル。さらに、ピークドラペルのジャケットなら、好感度はかなりアップします。

ジャケット¥400,000(日本展開はディテール、色変更あり)、タイ¥24,000、ポケットチーフ¥22,000、パンツ¥84,000(すべてブルネロ クチネリ/ブルネロ クチネリ ジャパン)
大人の余裕を感じさせる、ピークドラペルに、あえてのカーキのシャツを合わせる、大人カジュアルの秀逸コーデ。ダブルの打ち合わせを狭くした、ブルネロ クチネリならではの、one-and -halfのダブルのバランスは、絶妙な成熟感とこなれ感。大人女子の心を、即撃ち抜きます。
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