2回目のデート、男は何を着るべきか?ファッションディレクター 清水久美子

なぜなら、映画「007」の例を出すまでもなく女性は基本、男性の正装好き。とがった(ピークド)の下襟が特徴のラペルは、もともとモーニングやタキシードに使われていたものなので、華やかな正装感が、その持ち味。ですので、エスコート感は、外しようがありません。最近はシングルジャケットでピークドのものも多く、ますますデイリーに着こなしやすい傾向になっています。

けれど、「ちょっとキザかなあ……」と抵抗感のある方には、ピークドラペルの幅を細くしたピークドスリムのデザインがおすすめ。ピークドの先端の幅を、7~8センチメートル程度にすることで、モダンでシャープな印象になり、こなしやすいスタイリッシュさです。

そして、ピークドのジャケットにお薦めのコーディネートは、Tシャツやポロシャツ。

Tシャツは今時の首のつまったデザインが高相性ですが、こういったきちんと感のあるカジュアルアイテムを、あえてドレッシーなピークドに合わせる、そのミックス感が、とても雰囲気ハンサムな印象をかもします。白はもちろんすてきですが、ネイビーやブラウンなどシックな色も大人っぽくっておすすめです。

■きれいめパンツ、短めの丈感で

では、その際、ボトムはどうでしょうか。

男性のカジュアルで多く見られるのがデニム神話。確かに万能なアイテムですが、20代ならともかく、30代の、2度目のシーンではやや軽すぎ。できれば、ウールやコットンのきれいめパンツで、短めの丈感で表す、というのが、ピークドにも、女心にもかなう着こなし。

ジャケット¥460,000、ヘンリーニット(参考商品)、インナー¥110,000、パンツ¥120,000、ベルト¥80,000、ローファー¥200,000(すべてトム フォード/トムフォード ジャパン)
白いリネンの清涼感とピークドの正装感は、2回目に、まさにぴったりなエスコート感。正統的に着ようと思えば着られるアイテムを、あえてカジュアルなコットンのカーゴ、ヘンリーネックを合わせ、リラックス感をミックスさせたスタイリング。ピークドはやはり、カジュアルアイテムと合わせるほどスタイリッシュ。
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