最新フランス映画を目撃せよ! 女性監督にも注目恋する映画(2)フランス映画祭2018

オープニング上映作品『セラヴィ!』(c)2017 QUAD+TEN / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / PANACHE PRODUCTIONS / LA COMPAGNIE CINEMATOGRAPHIQUE
オープニング上映作品『セラヴィ!』(c)2017 QUAD+TEN / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / PANACHE PRODUCTIONS / LA COMPAGNIE CINEMATOGRAPHIQUE

さまざまなジャンルの映画が毎週末公開されているなか、どの作品を見たらいいか悩んでしまうという方のために、「恋する映画」と題して注目作を取り上げていますが、今回はひと味違う映画の楽しみ方をご紹介したいと思います。

それは、6月21日から24日まで開催されるフランス映画祭です。毎年6月に行われ、映画ファンのみならず、幅広い観客をとりこにしている一大イベント。ファッション、恋愛、グルメなど、憧れのフランスに恋しているという女性たちの欲求を満たしてくれるはずです。

いましか見られない新作と豪華なゲストが一挙集結

本映画祭は今年で26回目を迎えますが、日仏交流160周年という記念すべき年であることもあり、東京からフランスと親交の深い横浜へと13年ぶりに舞台を移しての実施となります。まず毎年話題となるのは、豪華な来日ゲストたち。なかでも、注目が集まるのは映画祭の団長ですが、今回はフランソワ・トリュフォーやジャン=リュック・ゴダールといった名匠から若き俊英グザヴィエ・ドランにまで愛されている名女優ナタリー・バイが任命されています。

ナタリーは、フランスが誇る女優エマニュエル・ドゥヴォスとの共演作『モカ色の車(原題:Moka)』だけでなく、娘のローラ・スメットが監督を務めた短編『トマ(原題:Thomas)』にも主演。母娘そろっての来日にも関心が寄せられています。

期間中は長編14作品の上映が決定していますが、オープニングを飾るのは、日本でも大ヒットした『最強のふたり』のスタッフによる『セラヴィ!』。ウエディングプランナーの男性を中心に繰り広げられる結婚式の舞台裏を描いた人間ドラマです。

そのほか、先月行われたカンヌ国際映画祭で監督週間に出品されたギャスパー・ウリエル主演の話題作『世界の果て(原題:Les Confins du Monde)』やフランソワ・オゾン監督最新作の『2重螺旋(らせん)の恋人』など、コメディーからサスペンス、スリラー、ドキュメンタリーといったジャンルを問わない最新のフランス映画が堪能できます。

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