海に山にゲーム観戦に くつろぎアウトドアチェア3選
キャンプやピクニックなどで活躍するアウトドア用品で最初に手に入れたいものの一つがチェア。アウトドアでだけでなく、スポーツ観戦時などに幅広く活用できる。アウトドアアクティビティーの休憩、スポーツ観戦時など幅広く活用できるため、年々多様化している。
なかでも大人キャンプに合うのが折り畳みタイプの木製アウトドアチェア。森やビーチなどの屋外で使うことはもちろん、リビングやバルコニーを彩るおしゃれインテリアとしても使いやすい。
座面高36cmで座ると体が包み込まれる心地良さ
スノーピークの「Take!チェア ロング」は、竹を使用した中央収束タイプの折り畳みアウトドアチェアだ。
脚部分は竹集成材のメイン脚に、アール曲線の付いたアルミフレームをX字に組み合わせた作りで、強度を維持しながら美しいデザインに設計されている。座面高は36cmで、座布には丈夫な6号帆布を使用。4本のメイン脚にかぶせるように装着されるため、座ると座布に体を包み込まれるような感覚になる。また、ゆったり座れるようアームレストベルトが付いている。
サイズは59.5×80×95cmで、収納サイズは10×15×128cm。中央収束タイプなので、広げるだけで簡単にセットできるのもポイント。
バイオリンにも使われる木材使用で屋内外に合う美しさ
1984年に米国の熱狂的なモーターサイクリストによって設計され、今では世界中のアウトドアフリークやキャンパーに愛用されているカーミットチェア(Kermit Chair)。バイクに積めるポータブル性能を追求し、軽量なのはもちろん、分解収納すると非常にコンパクトになるうえ、頑丈で座ると快適というアウトドアチェアだ。
「カーミットチェア ウォールナット」は、高級家具やバイオリンなどに使用される木材、ウォールナットを使用したモデルで、落ち着いた色合いと美しい見た目が特徴。適度な硬さと粘りがあるウォールナットは耐久性に優れており、独特の気品と重厚感のある風合いがある。クラシカルなテイストとモダンな雰囲気は、アウトドアでも映えるが、室内の家具とも合わせやすい。また、テネシー州で手作りされた高い品質も人気の理由だ。
背もたれの角度を5段階調節できるチェア
アウトサイドイン(OUTSIDE IN)は、「自然を家の中に取り入れ、アウトドアへ家のくつろぎを持ち込む」をコンセプトにアイテムを展開する新潟の家具ブランド。米国人オーナーが新潟の職人技に感銘を受けて設立したアイウエアやアウトドアなどの製品を扱うE&Eのブランドの一つ。全製品を新潟県三条市の自社工場で生産している。
同ブランドの「タビ カチャカチャ ミッドチェア」はそのユニークな名前に違わず、カチャカチャと背中の角度を5段階に調節できる、天然木を使用したロースタイルのアウトドアチェア。サイズは62×65×90cmで、座面高は31cm。折り畳んでフラットになるのはもちろん、簡単な手順で分解・組立ができる。
(ライター 安東 渉、中澤範龍)
[日経トレンディネット 2018年6月5日付の記事を再構成]
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