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紙の本も電子書籍も大幅割引 ネット書店をフル活用

NIKKEIプラス1

2018/6/21

ネット店舗では割引キャンペーンも行う未来屋書店(東京・品川)

紙の書籍は出版社が販売価格を決めるため、どの書店で購入しても価格は変わらないが、消費者にクーポンを発行して実質的に割引き価格で販売するサイトが出てきた。電子書籍の大幅セールもある。お得に読書を楽しむ方法を探してみた。

■ログインして電子クーポンゲット

全国に約300店舗を構える未来屋書店(千葉市)が2016年から運営するインターネットサイト「mibon」では、ほぼ月に1回、定価から3~5%ディスカウントする「御本祭」を実施する。書店にある在庫約250万タイトル全てが対象で、新刊も含まれる。

会員登録をして御本祭の期間中にサイトにログインすると、同社から電子クーポン券が送られてきて、それを使ってディスカウント価格で本が買える。紙の書籍は再販売価格維持制度(再販制度)に基づき出版社が定価を決めるが、ディスカウント分を未来屋書店が負担することで、セールが可能になった。

スマートフォンの利用者なら同社のアプリが便利だ。会員証とポイントカードの機能を備え、ネット店舗だと購入金額200円ごと、実店舗は同300円ごとに1ポイントを付与する。1ポイントは1円としてネットや実店舗で使える。御本祭は17年から始め、ユーザーは順調に増えているという。

■電子書籍を最大85%オフ

再販制度の対象外の電子書籍を20~50%引きで販売するのが、トゥ・ディファクト(東京・品川)が運営するサイト「honto」。

「ユーザーが常にサイトに訪問してくれるようセール日を不定期にして、対象書籍もその時々で違う」と担当者は話す。6月には「体を整える! セルフケア関連本特集」として、500点以上の電子書籍を最大85%オフにした。五木寛之氏や深町秋生氏ら、多くの人気作家の作品も含め、数千~数万タイトルがセールの対象になる。

同サイトは丸善ジュンク堂書店、文教堂などと提携していて、ネットでも実店舗でも買い物をすれば共通ポイントがたまる。7月からは、トゥ・ディファクトの親会社、大日本印刷が「honto」を運営し、より実店舗との連携を深める予定だ。

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