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ランチスタイルを聞くのも転職先の社風を知る有効な手段だ 写真はイメージ=PIXTA

ランチスタイルを聞くのも転職先の社風を知る有効な手段だ 写真はイメージ=PIXTA

人生100年時代のキャリアとは、新卒で就職して定年で退職するという人生を過去のものにするということです。そもそも22歳で入社した会社が65歳とか70歳になるまで安定的に成長している保証もないからです。

だから転職とか起業とかいろいろな選択肢を考えるわけですが、転職先を単純に条件だけで決定すると失敗しやすいのです。大事なことは「社風」ですが、それはどう見極めればよいのでしょう。

転職後苦労しないために知るべき組織の特徴

転職でキャリアアップを目指すことも出世の選択肢としてあたりまえになってきました。けれども、転職してみて「自分ではもっと仕事ができると思っていたのに」とがっかりすることも珍しくありません。せっかく期待されて転職したのになかなか認められなかったり、成果を出せなかったりすることもあります。環境が変わったことだけが理由ならすぐにキャッチアップできるのですが、大きな勘違いがそこに潜んでいる場合もあるのです。

そもそも転職に必要な条件とはなんでしょう?

魅力的な転職先に受け入れてもらうためには、業績を上げた経験や多くの部下のマネジメント経験などが必要だと思われがちです。あるいは難易度の高い資格とか、経営大学院卒業資格も有効だと思われるかもしれません。

けれども実は一番大事なことがあります。

それは組織の社風に合致しているかどうか。

たとえば優秀な30代のある人の転職先として、戦略コンサルティングファームと、成功しているITベンチャー企業が候補にあがったとしましょう。そのどちらにも合格した際に、ほとんどの人は自分のキャリアをどう積むべきか、という「自分目線」で物事を考えます。つまりコンサルタントとして活躍したいか、ITベンチャーで活躍したいか。

しかしもっと重要なことは、組織と自分との適合性です。「社風になじめるか」という風に言い換えた方がわかりやすいかもしれません。

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