グルメクラブ powered by 大人のレストランガイド

話題のこの店この味

「タイ料理で接待」がオシャレ 新感覚味わう都内3店

2018/6/13

「マンゴツリー東京」の摩天楼のパノラマ夜景はインパクト大 高い天井で開放的

 近年、接待のあり方に変化が起こっている。昔は接待といえば、高級料亭や高級和食店などが定番で、接待される側とする側の上下関係がはっきりしたようなシーンが多かった。例えば、お座敷で座る位置が決まっていたり、お酒をゲストに何度も注いだり、鍋料理などがあれば率先してゲストによそってあげたり。会話もしかり。

 しかし最近は接待禁止・接待自粛の企業も増えてきており、そういう堅苦しい接待を嫌う企業も増えている。普段からネクタイをしない若手が勤めるIT企業なども増えてきており、もっとフラットな関係で、お互いを尊重し合いながら信頼関係を構築したいというビジネスニーズが高まってきている。

 そんな接待シーンに最近、新風を吹き込んでいるのがタイ料理店だ。タイ料理というと本場屋台風のカジュアル店を連想する人も多いかもしれないが、最近はオーストラリア風やカリフォルニア風など、とびきりオシャレなタイ料理店が登場。これらモダン・タイレストランが、肩肘張らずに楽しめる大人のオシャレな社交場として活用されてきているのだ。近年のパクチーブームもあり、盛り付けがオシャレなタイ料理に興味がある人も多く、いま話題のタイ料理店での気軽な接待が注目されている。

 今回は、接待にも使える都内のモダン・タイレストラン3店をご紹介。丸の内・恵比寿・赤坂といったビジネスエリアで展開するこれらの3店は、タイ料理をベースにしながらも、日本、シドニー、カリフォルニアとそれぞれ新感覚な都会的要素を取り込んでオシャレなのが共通している。インターナショナルな発想の料理を堪能できるのが魅力の一つだ。

 まず訪れたのは東京・丸の内エリア。眼下に東京駅という好立地な丸ビル35階にある「マンゴツリー東京」は、丸ビル開業と同時にオープンして今年で16年になる。「マンゴツリー」ブランドはカフェレストランやテークアウト店など国内21店舗体制だが、「同店は中でも最高峰として特別な空間を演出している」(同社広報 神事まゆみさん)ということで、接待に特にお薦めなのだ。

「接待の流れが変わったなと感じたのは2~3年前です」と話すのは同店マネージャーの大森信二さん。以前は、6~8人グループでの接待利用が定番だったのが、近年は少人数も増えてきており、2人利用も多くなったという。接待なので、向かい合う対面の席を予約時に希望してくるのだとか。

 また、接待の予約は電話が基本で、予約の時に細かな点まで指示してくるのが多かったのだが、最近は口コミサイトからカジュアルに予約してくる接待客も増えているのだとか。「予約の段階から接待の敷居が低くなっているように思える」と大森さん。一日平均して、全体の1割が接待で、接待の下見で店を訪れるお客もいるという。主に丸の内エリアの商社マンの利用があるという。

 同店はバンコクに本店があり、タイ伝統の味を提供しながらも、食材は日本各地から届くものをふんだんに組み合わせているのが特徴。都会的なハイセンスな料理をそろえている。

グルメクラブ新着記事

ALL CHANNEL