リスクコントロール型投信 値動き幅の目安は?

日経マネー

写真はイメージ=123RF
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株式投資ほどのリスクは取れないが、分散投資でリスクを下げつつ少しでも資産を殖やしたい。こんなニーズに応えた商品として、投資信託が人気を博している。ただ、一口に投信といっても中身は多種多様。自分に合った商品を見つけるには、どうすればいいのか。投信初心者の疑問をプロが分かりやすく解説する。

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Gさん(以下、G) 株式や債券など、組み入れ資産の配分を機動的に変更してくれるバランス型投資信託に興味があるのですが、どれが良さそうでしょうか。

吉井崇裕(以下、吉井) まずは、投信ごとに異なる「機動的に変更」の中身について理解するのが大切です。気になっている商品はありますか。

G 「東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)」と「ファイン・ブレンド(資産成長型)」「トレンド・アロケーション・オープン」の3本に興味があります。

吉井 いずれも、リスクコントロール型と呼ばれる投信ですね。東京海上・円資産は国内債券が7割、国内株式と国内REIT(不動産投信)が計3割の配分を基本に、資産全体の価格変動リスクが年率3%程度になるように比率を調整します。例えば、株式やREITの価格変動が大きくなった時には、その配分を減らして短期金融資産(≒現金)を増やします。年率3%のリスクというのは、年間の値動きがおおむね±6%の範囲に収まると考えればいいでしょう。

G 安定した値動きが期待できそうですが、国内債券が7割となるとリターンも限られそうですね。

吉井 ファイン・ブレンドは国内債券と外国債券、世界株式、世界REIT、金の5つの資産を、それぞれの価格変動が投信の値動きに対して同程度の影響度合いになるように配分を調整します。

G 具体的にはどんな配分に?

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