日経PC21

電流を測定したところ、こちらも長いケーブルで電流が低下した。

家電量販店や100円ショップで売られているケーブルや、製品に付属するケーブルを集め、エクスペリアZ5の充電時の電流を調べた。ほぼ横並びだが、線が細いリールタイプのケーブルや、ドライブレコーダーに付属していた極端に長いケーブルは電流が著しく低下した

100円ショップで売られているケーブルでも、多くは大手周辺機器メーカーが販売しているケーブルと同じ電流が流れており、同様に利用できる。ただし、ケーブルをコンパクトに収納できるリールタイプのケーブルは内部の線が細いためか、約50センチと短かったにもかかわらず、電流がかなり少ない。ほかのケーブルの約6分の1しか流れておらず、充電に6倍も時間がかかってしまう。線が細いリールタイプのケーブルや極端に長いケーブルは充電には適さない。

充電専用のUSBケーブルも売られている。パソコンのUSB端子に接続したときでも、大電流が流れるため、充電時間が速い。パソコンのUSB端子で充電するなら、1本は持っておきたいケーブルだ。ただし、充電専用のケーブルは信号線が接続されていないため、データ通信ができないという欠点もある。

充電専用のUSBケーブルはパソコンの充電非対応USB端子で使っても、通常のケーブルよりも大電流が流れるため充電時間を短縮できる

ケーブルの品質は、パッケージの表記を信じるしかない。大電流が流れるケーブルには、必ず電流が記載されている。急速充電を利用するなら、この表記を目安にケーブルを選ぶようにしよう。

ケーブルを買うときは、パッケージに「2.0A 対応」など、対応電流が記載されている製品を選ぶと失敗しにくい

(文 原如宏、田代祥吾)

[日経PC21 2018年5月号特集「充電の裏テク」を再編集]