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配車アプリ・前払いSIM 快適な海外旅行3つのワザ ファイナンシャルプランナー 風呂内亜矢

2018/6/8

楽しい海外旅行にするには事前の準備が肝心

 夏休みに向けて、海外旅行を予定している人も多いかもしれません。今回は海外旅行に出かける前に、知っておくとお得で便利になる可能性があるテクニックを3つ――タクシーの手配、インターネット環境の準備、外貨の用意・支払い方法について、ご紹介します。

■タクシー配車アプリで、安全・お得に

 日本でタクシーに乗る際、「全国タクシー」などの配車アプリを使うことで、タクシーを呼んだり、料金をクレジットカードで支払ったりすることができます。海外でもUberやGrabといった配車アプリを利用すれば、同じようにタクシーを利用し、クレジットカードで支払うことができるのです。

 海外旅行でタクシーに乗ると、高い金額を請求される恐れや、現金払いしか受け付けてもらえないケースに遭遇することもあり、ちょっと心配になることがあります。タクシー配車アプリなら、ドライバーなどの評判について口コミを確認できたり、あらかじめ料金を調べたうえで乗車することができ、安心感が高まります。また、現金で支払うには事前に日本円を両替して現地通貨を用意しておく必要がありますが、アプリ上でクレジットカード決済をしてしまうほうが、一般的に交換レートも有利なことが多く、お得でもあります。

 先日、マレーシアでGrabを利用してタクシーに乗りましたが、乗車ごとにポイントが貯まり、3泊5日の旅行期間中に2度、ポイント割引を受けることができました。具体的には、316.5RM(リンギ)、日本円で8546円相当の利用で、25RM、675円相当の割引を受けました。還元率を計算すると約8%になります。

■本人認証プロセスを事前にチェック

 配車アプリは、タクシーの評判やポイント還元などの点で利便性がありますが、1点、本人を認証するプロセスで注意点があります。以前のことですが、日本でUberをインストールし、本人認証もしていましたが、海外で利用できるプリペイドSIMに差し替え、台湾で利用しようとした際、SMSによる本人認証が必要となり、うまく利用できなかったことがありました。

 アプリごとに、電話番号にひもづけられた本人認証(SMS)や、FacebookなどのSNSにひもづけられた本人認証を行ってサービスを提供しています。国をまたいだり、SIMを差し替えたりすると、渡航先で利用できない可能性があります。事前にインターネットで「国名+アプリ名」で検索し、どんな点に注意が必要か口コミなどを確認したほうが安心でしょう。

 ただし、2018年3月時点では、国内大手キャリアのSIMで設定したiPhoneに、マレーシアで利用できるプリペイドSIMを差したところ、問題なく現地でGrabを使用することができました。シンガポールでも2017年7月に、同様の設定でGrabを利用できています。

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