元マッキンゼー芸人 プロ分析と笑い台本に共通点東大卒お笑いタレント 石井てる美氏

またフィギュアスケートでたとえるならば、「羽生結弦選手が五輪連覇」をしたことは言うまでもなくすごいことなのですが、この情報だけだったら、どれだけすごいことなのか、あまり詳しくない人にはパッと分からないかもしれません。よって過去のデータと比較して「66年ぶり」と分かったからこそ、どれだけすごいことなのかが際立ち、ニュースの見出しにもこの言葉がたくさん躍りました。

もちろん、ただ単純に何でも違うものを比較すればいいわけではなく、「どんな軸で比較をすれば真に価値のある分析ができるか」そして「どんなフリとオチだと本当に笑えるか」は熟考と経験に裏打ちされたセンスが問われるという意味でも、両者は同じだといえます。

ちなみに、私がお笑い芸人になってから気づいたことですが、「マッキンゼーを辞めてお笑い芸人になった」ことは見事な「フリオチ」だったようです。そのおかげで多少注目していただけて良かったことも苦しかったこともありましたが、今こうして2つの世界を見てきたからこそ気づくことが、どなたかのお役に立てているならこれ幸いです。(つづく)

石井てる美
1983年生まれ、東京都出身。白百合学園中学校・高等学校から東京大学文科三類に入学。工学部社会基盤学科卒、東大大学院修了後、2008年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社、お笑いタレントを志して09年夏に退社。TOEIC990点(満点)、英語検定1級取得。現在、ワタナベエンターテインメント所属のお笑いタレントとして活動中。

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