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立川談笑、らくご「虎の穴」

今も昔も 猫、ネコ、猫 立川談笑

2018/6/10

写真はイメージ=PIXTA

 いかんいかん!現在、我が家はみんな浮足立ってます。というのも、昨日、とある知り合いから人づてに「この猫ちゃんの引き取り手を探しています。いかがですか」と連絡が来たのです。写真を添えて。猫はノルウェージャンという種類で、生後2ヵ月。きゃわゆいい~!ちょっと長毛だもの。しかも目がまたなんとも……。

 あふふはぁー。いやいや取り乱してしまいます。それでもウチはペット禁止のマンションなので引き取ることはできません。ええ、けっして引き取りませんとも。内緒で飼うこともしないのです、たぶん。いえ、間違いなく!内緒で間違いなく、って何を言ってるんだ。

ただ寝返りをうつ姿で十分

 気を取り直して。ええ、今回は猫の話をたっぷりします。猫そのものというよりも、その周辺。うん、わかってるんですよ。この文章を読むより、もふもふした猫をなでている方が楽しいってことはね。まあまあ、とりとめのない猫にまつわるあれこれトークです。手近に猫がいればなでなでしながら、猫が手近にいなければ想像してもんもんとしながら、どうぞお付き合いください。

 ウェブでよくありますね。おもしろ猫動画だとかいって。ずいぶん珍しい瞬間を収めた動画だったり、ものすごく愛くるしい様子だったり。私としては、なんてことはない猫が、ただダラダラ寝返りをうってたりするだけの動画であっても十分です。猫、大好きだから。いろいろと動画を教えてもらって、見るたびに楽しませていただいています。ほぼ間違いなく、楽しいし、面白い。

 ところが、どうしたことでしょう。そんなウェブで見る猫の人気動画も、それがテレビ番組で紹介されると全く色があせたように面白くなくなる。そんな経験はありませんか。たとえば、なまじっかな猫目線のナレーション。

 「あれあれぇ。なんだこれ~? いじってみちゃおっかな。エイッ!あはは、楽しいぞ。よぉし、もっとやってみよう。あれ?!なんだこれ!なにこれ!あー!やめてー!誰か助けてえー!」

 私は、この手の演出が好きではないのです。セリフの語尾に「にゃん」なんて付けられた日にはもう、大いにがっかりします。余計な後付け加工なんてしないで、元の映像をそのまま見せてくれればよっぽど楽しめるのに、どうしてわざわざ台無しにしちゃうかなあ、と。どう言えばいいのか。猫の魅力としての自由さや奔放さを味わいたいところなのに、作為的な演出によって、逆に自由度をそこなうように感じるというか。我ながら理屈っぽい。

 この点、テレビの演出では「岩合光昭の世界ねこ歩き」(NHK)のさじ加減が私は好きです。BGMもナレーションもあるんだけど、あくまで邪魔にならない程度にとどめる。あれがいいなあ。岩合さんご自身は最終的な演出にどこまで関わっておられるんだろうと興味があります。

 「猫の目のよう」という言葉があります。目まぐるしく移り変わる様のことです。まさに今回はその通り。猫の目のように話の方向は変わります。

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