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飛び出せアスリートモデル 五輪で広告・ドラマに出番

2018/7/3 日経産業新聞

五輪が近づくとともにアスリートモデルの出番が増えるかも(写真はイメージ)=PIXTA

首都圏で体操教室を展開するWIN AGENT(ウイン・エージェント、東京・品川)は、テレビや雑誌広告に出演するスポーツモデルをメディアに紹介するキャスティング事業を始めた。2020年開催の東京五輪に向けてスポーツを使った番組や広告が増えると見込み、制作会社や広告会社などのニーズがあると判断した。

ウイン・エージェントは直営の体操教室でオーディションも実施している

新事業は「SPOCAS(スポキャス)」。子どもから大人まで幅広い年代・競技の経験者をウェブ上で募集し、スポーツモデルとして制作会社に紹介する。例えばプロテニス選手の再現ドラマなどでは、テニスの競技歴があり、その選手と身長や体重が似ている人をモデルに選ぶ。

ウイン・エージェントは2006年の設立。主に1歳から小学校低学年の子ども向けに、少人数制が特徴の体操教室「体育指導のスタートライン」を東京都内と横浜市で運営している。首都圏100カ所以上の保育園や幼稚園でも、業務委託の形で子どもたちの体育指導に当たっている。

渡辺孝司社長は日本体育大学体育専攻科出身で自らもスキーの指導経験がある。全日本学生スキー連盟の理事長なども務めており、出身大学やスポーツ業界で幅広い人脈を持つ。これまでも制作会社の要望を受けて、指導者や生徒をテレビのバラエティー番組やドラマ、雑誌などに紹介することがあった。

五輪に向けたスポーツへの関心の高まりを好機ととらえ、新規事業として立ち上げることにした。教室で指導する子どもたちの中には「テレビに出たいという人も多い」(渡辺社長)といい、教室の生徒たちからも参加を募る。

新事業の売上高は初年度3000万円、3年後に1億円を目標とする。体操教室や日帰り・宿泊イベントなどの既存事業に続く、新たな収益の柱に育てたい考えだ。

(佐藤史佳)

[日経産業新聞2018年6月5日付]

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