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体が柔らかい人は不要? ストレッチ7つの誤解をとく

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2018/7/13

開脚ができるほど体が柔らかい人はストレッチをやる必要はない? 写真はイメージ=(c)rognar-123RF
日経Gooday(グッデイ)

整形外科医・スポーツドクターの中村格子さん

運動前にじっくりストレッチを行って体を伸ばす人は多いが、それは今や時代遅れだということをご存じだろうか? また、「体が柔らかい人はストレッチをやる必要はない」とか、「ストレッチはある程度の時間をかけてやらないと意味がない」などと思っていないだろうか? 前回記事「無理な開脚・朝一番の前屈…してはいけないストレッチ」に続き、ストレッチに関するよくある誤解、知っておきたいことについて、整形外科医でスポーツドクターのDr.KAKUKOスポーツクリニック(東京・代官山)院長、中村格子さんに聞いた。

◇  ◇  ◇

Q 開脚ができるような体が柔らかい人は、ストレッチをやる必要はない?

A × 全身が柔らかいとは限らない。硬い部分のストレッチを念入りに

開脚ができるということは、内転筋(太ももの内側の筋肉)やハムストリングス(太ももの後ろ側の筋肉)が柔らかいということ。しかし、全身が柔らかいとは限りません。開脚はできるけれど、股関節の外旋筋が硬い、胸椎や肩関節が硬い人はたくさんいます。

1カ所が柔らかいと、そこが使いやすいためにそこばかりを使い、他の硬い部分を使わなくなるというデメリットがあります。柔らかくて使いやすい関節にストレスがかかり、こりや痛みの原因になります。

例えば、胸椎が硬いと、その上下の頸椎(けいつい)や腰椎に負担がかかり、首こりや肩こり、腰痛の原因になります。また、股関節が硬いと、その上下の腰椎や膝に痛みが出やすくなります。こういった場合、硬いところを柔らかくしない限り症状は改善しません。まず、脊椎と三大関節(肩関節、股関節、膝関節)のストレッチをしてみて、硬いところがあれば、そこを重点的に伸ばしましょう。

Q 若いうちは筋肉が柔らかいので、ストレッチは40歳を過ぎてから行えばいい?

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