Men's Fashion

日本製に特化、支持高く 素材や色、カスタムOK

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アシックス「オニツカタイガー 表参道 ニッポンメイド」

2018.6.5

アシックスが2017年9月に開いた「オニツカタイガー 表参道 ニッポンメイド」(東京・表参道)が人気だ。靴のカジュアルブランド「オニツカタイガー」から日本製の商品だけを切り出して並べた世界初の店舗だ。カスタムオーダーもでき、オンでもオフでもおしゃれに過ごしたいという30~40代の男性を中心に支持を集めている。

■内装も「和」を意識

平日にもかかわらず、ふらっと立ち寄る人が目立つ。店舗面積は80平方メートルだが、店内中央に商品を置いていないため、より広さを感じる。日本の国旗になぞらえて「店内は白を基調に、床と棚の間に差し色として赤色を入れている」(オニツカタイガーの原敏文事業部長)。入り口のファサードは金色を取り入れるなど和を意識したという。

オープンに合わせて、新たにバッグやアパレルなどの服飾雑貨も売り出した。日本製の革を使ったトートバッグ(税別3万2000円)や、フード付きスエット(同1万8000円)、デニムパンツ(同2万3000円)など。限定商品として、同ブランドを代表する「メキシコ66デラックス」の歴代モデルをアッパー(甲の部分)に印字した商品も販売する。

■自分だけの一足をカスタムオーダー

1月には、細部までこだわった自分だけの靴を作れる「ニッポンメイド カスタムオーダー」を同店限定のサービスとして始めた。メキシコ66デラックスをベースに、アッパーや靴底などを自由に選べる。