高度な仕立て技術を背景に、現代的なコンパクト美脚の基準を打ち立ててきたクラシコパンツの王道御三家。ブランドとしての基礎がしっかりしているからこそ、素材やディテールで遊びを取り入れても、大人らしい装いにうまく収まってくれる。休日パンツで攻めてみたい時こそ、これらを上手に活用するのが正解だ。
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美脚の名門はカジュアルも巧み
■INCOTEX/インコテックス
尖ってるけど、やっぱり上品な 【ヴァーヴ 801】
ブランドのアーカイブから想を得た新ライン「ヴァーヴ」の1本。コットン71%+リネン29%のオリーブ色の生地は製品染めをかけたことでラフな味を高めているが、ヒップ周り、ワタリ、膝幅にゆとりがある旬のキャロットシルエットに乗せることで、しっかり品もキープした。尻ポケのジュエルボタンやサイドポケットのリベットなどがさりげないアクセント効果を発揮しているのもよい。3万6000円(スローウエアジャパン)