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家族駆けつけで1200万円も 海外旅行保険の入り方 治療や救援費の補償を厚めに

2018/6/3

写真はイメージ=PIXTA

 土曜日の夕方。筧家のダイニングルームでは幸子と良男、恵がテレビを見ています。そのとき、海外で日本人観光客の乗った列車が脱線したという臨時ニュースが流れました。幸い、軽傷で済んでいるようですが、良男は心配顔です。

筧幸子(かけい・さちこ、48=上) 筧良男(かけい・よしお、52=中)  筧恵(かけい・めぐみ、25) 

良男 旅行中の事故とは気の毒だが、海外で事故に遭った時、補償はどうなるのかな。事故を起こした側がきちんと対応してくれるといいのだけれど。

幸子 海外旅行のことなら恵が詳しいでしょ?

 それぞれ地域差があるの。補償を得られても物価など生活水準が異なると十分な額でない場合もあるわ。だから海外旅行保険への加入を勧めるの。

良男 生命保険に加入している人も必要なの?

幸子 生命保険の死亡保険金は海外で亡くなった場合も支払われるけど、普通の医療保険は治療費には全然足りないわ。日本の公的医療保険には「海外療養費制度」があり、海外で治療を受けた場合も会社員なら国内と同じ3割負担で済むけど、手続きが煩雑なうえ、日本で同じ治療を受けたとして計算するので海外の治療費が高額だと自己負担が高くなってしまうの。

 ハワイで腸閉塞になった人が手術と入院4日間で約300万円を請求されたという話もあるの。民間の医療保険の入院1日5000円、手術1回5万円の保険金でも足りないわ。

幸子 それに保険金の請求には医師の診断書などが必要で、外国の医師が日本の保険会社が指定する書式で書いてくれるかどうかという問題もあるわ。日本語か英語の診断書しか受け付けない生保がある一方で、外国資本の生保は幅広い言語に対応しているそうだけどね。

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