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目安はお尻・前ボタン… ビジネススーツの賞味期限

日経トレンディネット

2018/6/9

後ろ姿は意外と見られているかもしれません(写真はイメージ=PIXTA)

本格的な夏を前に、衣替えをする人も多いだろう。そんなときに考えたいのがビジネスウエアの捨てどきだ。『ユニクロ9割で超速おしゃれ』『おしゃれが苦手でもセンスよく見せる 最強の「服選び」』の著者でスタイリストの大山旬氏に、スーツの「賞味期限」について聞いた。

■「高いスーツこそ長持ち」は間違い

大山氏いわく、「洋服に一生ものはない」。高いデニムでも数年はけばくたびれてくる。また、同じMサイズでも5年前と今とではサイズ感が違うので、古いものを着続けているとやぼったく見える可能性があるという。自分ではまだまだ着られると思う服でも、賞味期限があるということだろう。

だが、カジュアル衣料ではなく、スーツの場合はどうなのだろうか。イタリア製の上質な生地を使い、職人が手作業で仕上げた高級スーツを「一生もの」と考えて購入する人もいるだろう。しかし、高いもの=丈夫ではないと大山氏は話す。

「生地が繊細なので引っ掛けには注意。また、手縫いでボタンを付けているので取れやすいことも。高級な素材ほどデリケートだということを覚えておいてほしい」

■スーツの捨てどきのチェックポイントは?

また、スーツは着ているうちにテカリが出てきたり、生地表面の毛がつぶれて風合いが変わってくるという。とはいえ、ほつれやほころびがない限り、なかなか捨てる気にはなれないだろう。そこで大山氏に捨てどきの目安となるチェック項目をいくつか挙げてもらった。

「まずは『お尻回り』。ここは特にテカリが出やすい部分。また、『もも回り』は体重が増えたり体形が変わったときに一番変化が出やすい場所。はいてみて、パツパツにならないかチェックを。上着の前ボタンを留めたときにシワが寄る場合は、サイズアップも兼ねて買い替えるタイミング」

大山氏が考えるスーツの賞味期限は、ずばり3~4年だ。「めったにスーツを着ないという人は5年に1回でも。また、冠婚葬祭用の礼服にも肩パッドの量やシルエットなどのトレンドがあるので、着る頻度が低くても10年に一度は買い替えを検討してほしい」。頻繁なクリーニングは生地を傷めてしまう。3~4着のスーツを着回し、夏場は家庭で洗濯できるスーツを取り入れるのも一つの手だろう。

■買うなら「40代前半までは3万円、それ以上は5万円」

では、スーツを新たに買うなら、どんなものを選べばいいのだろうか。

「3~4年で入れ替えることを考えると、あまり高すぎないものがいい。例えばスーツカンパニーの3万円台のスーツは、トレンド感があり、品質が良いものがそろっている」

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