予算1万円以下 この夏買いたい無線イヤホン12選
今さら聞けないBluetoothイヤホンの基礎知識(下)
さまざまな種類が登場し、人気が高まっている、Bluetoothイヤホン。最近は種類も豊富になり、コストパフォーマンスの高いモデルも増えてきた。そこで、Bluetoothイヤホンの魅力と機能、そして選び方を解説した前編「初めての無線イヤホン 6つの装着法、どれが好み?」に続く後編では、予算1万円で購入できるお薦め機種12製品を紹介する。分野ごとにそれぞれのベストバイも選んだ。
5000円以下 ワイヤレスの快適さを手軽に体験
低価格ながら高音質コーデックに対応
5000円以下の製品としては珍しく高音質コーデックのaptXをサポートしている点が特徴。aptXを標準サポートしたウィンドウズ10パソコンやaptX対応のスマホ、音楽プレーヤーと組み合わせた場合は、クラスを超えた高音質サウンドを楽しむことができる。
雨天のランニングにも使用できる
IPX5防水規格に対応、雨の日のランニングにも使用できるなど運動に適したイヤホン。イヤホン部にバッテリーとコントローラーを装備、耳から外れにくい構造となっている。
小型、軽量ながらパワフルなサウンド
高磁力ネオジウムマグネット採用の高音質ドライバーユニットが搭載されており、パワフルなサウンドを楽しむことができる。重さが11グラムと軽量な点も魅力だ。
7時間の長時間再生に対応
5000円以下の製品としては長めの最大7時間の連続再生に対応する。1日の使用時間が長く、バッテリーの持ちを求める人は要注目。
5000~1万円 使い勝手が良く高音質
高音質と強力な防水機能が魅力
実売で6000円と低価格ながら、クラスを超えた音質と機能を装備する点が魅力。高音質コーデックは、iPhoneなどがサポートするAACに加え、高品位サウンドを売りにするスマホや音楽プレーヤーがサポートするaptXにも対応する。IPX7という強力な防水機能を装備する点も魅力。
最大2台の電話待ち受けが可能
あのJBLサウンドが手軽に楽しめる1台。最大2台までデバイスを同時に接続できる「マルチポイント」機能を搭載し、2台のスマホの着信に応答できる点も特徴。
高音質サウンドに没入できる
40ミリ径の密閉ダイナミック型ドライバーを搭載した高音質モデル。コーデックはSBCに加え、AAC、aptXをサポートする。1万円以下で音質重視のイヤホンが欲しい人に最適な1台。
重低音サウンドを快適に楽しめる
首回りに柔らかくフィットするシリコン製ネックバンドを採用したモデル。豊かな重低音サウンドを楽しめるのが特徴。ネックバンド前方にコントローラーがあり、操作性が良い。
5000~1万円(完全分離型) 1万円以下のモデルも増えている
コンパクトかつ高音質な点が魅力
素直な音質で幅広い音楽にマッチする。充電ケースが非常にコンパクトで持ち運びに適している点も魅力。運動時の大量の汗などから本体を守る防水機能を有していない点が惜しいが、音質と使い勝手を重視してベストとした。
充実した機能を持つ
高音質コーデックのAACをサポート。運動時の汗から本体を守るIPX5という高い防水機能を有しているなど高機能。低音が利いた迫力ある音質で、ロックやポップスなどを楽しみたい人に向いている。
音質を何より重視したいなら
1万円以下の完全分離型としては珍しくaptXに対応するなど高音質仕様が魅力。クラスを超えた高音質サウンドが楽しめる。惜しいのは充電ケースがないこと。価格を考えると、それ以外で不満を感じる点はない。
装着感が良く、運動中の使用に向く
耳にフィットするように設計された形状で、装着感が良いのが特徴。IPX5の防水機能を有しており、運動中のリスニングに適している。iPhone X などの最新スマホがサポートする最新規格「Bluetooth 5」に対応する点も注目ポイント。
※価格は雑誌掲載時のもの。記載のないものは税別価格
(文 滝伸次)
[日経PC21 2018年6月号の記事を再構成]
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