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初めての無線イヤホン 6つの装着法、どれが好み? 今さら聞けないBluetoothイヤホンの基礎知識(上)

日経PC21

2018/6/6

人気が高まるBluetoothイヤホンの魅力と選び方を解説する(写真はイメージ)
日経PC21

 今、無線で音楽が楽しめるBluetoothイヤホンが売れている。調査会社GfKによると、ステレオヘッドホンにおけるBluetooth対応製品が占める割合は2016年が7%だったのに対して17年は17%まで増えている(数量構成比)。これから、イヤホンを購入するなら断然Bluetoothのワイヤレスイヤホンがオススメ。その魅力、どんなタイプがありどんな人に向いているのか、そして1万円以下で買えるお薦め機種を2回に分けて紹介しよう。

■ケーブルのない自由さが魅力

 Bluetoothイヤホンのメリットは、ワイヤレスで自由に動き回れることだ。例えば、机の前に座ってパソコンで音楽を聴いているときに、離席するたびにイヤホンを外すのは面倒だが、ワイヤレスならその必要はない。最近の製品であれば、10メートルくらいは電波が届くので、部屋の中を自由に動き回ることも可能だ。

 ケーブルが荷物に絡まないというのもメリット。満員電車の中などだと、自分の荷物だけでなく、他人の荷物にまで絡んでしまうことがあるが、ワイヤレスであればその心配がない。音楽を再生しているスマホなどを入れたかばんを網棚に置くこともできる。

 邪魔なケーブルがないので、運動中のリスニングにも適している。特にケーブルのタッチノイズがないため、ランニングにも最適。運動中に音楽を聴きたい人にお薦めだ。

 ハンズフリー通話ができる点も魅力だ。最近のBluetoothイヤホンは、ほぼすべての製品がスマホの通話に対応しており、音楽を聴いている途中でも着信を受け、そのままフリーハンドで通話できる。着信を受け、慌ててスマホを手にする必要がないのは、実際のところなかなかに快適だ。

 とはいうものの、Bluetoothイヤホンは音質が悪いのではないかと不安になるかもしれない。だが心配は無用。最近の製品は、スマホなどからイヤホンへの音声データ伝送にはオーディオデータ伝送用プロファイル「A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)」を用いている。A2DPでは、送信側のスマホなどの機器で音声データを圧縮、伝送後に受信側のイヤホンで音声データを復号して再生する。これにより音質は急速に上がっている。

■ここ数年で急速に高音質化

 音質を左右するのはコーデック(圧縮方式)とBluetoothの伝送速度だ。なお、Bluetoothイヤホン=音が悪いという印象が定着したのは、Bluetooth登場当時にはオーディオデータ伝送用のプロファイルA2DPがなかったことと、A2DPが策定された後も、Bluetoothの伝送速度の問題から、伝送ビットレートを落とさざるを得なく、音質を追求した製品が作れなかったからだ。現在ではBluetoothの伝送速度と安定性もアップ、メーカーの技術力も向上したうえ、高音質コーデックなども導入されたことにより、高音質の製品が多数登場している。

音質は対応コーデックである程度判断できる。aptX HD、LDACに対応していればハイレゾ音源の再生にも使用できる

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