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熱中症の危険、指数でズバリ 五輪観戦時にSNSで発信

2018/6/5 日本経済新聞 朝刊

東京五輪・パラリンピックは暑さ対策が欠かせない(冷たいジュースを飲む中学生、5月16日、横浜市)=共同

 東京都は、熱中症の危険度を指数にして情報を一般に広く提供するサービスを2020年までに始める。気象データを収集、分析して指数を算出。交流サイト(SNS)で発信し、幅広い人に使ってもらう。盛夏に開かれる東京五輪・パラリンピックで、競技者や観客が安心・安全に東京で過ごせるようにしたい考え。

 気温や湿度などの気象情報や過去の熱中症患者のデータをもとに、熱中症にかかりやすくなる気象条件を数値化し、予測も可能にする。地図上に落とし込んで見やすくするほか、都民らに効果的に伝えるようSNSを活用する。

 都は指数作成に向け、18年7月に実証実験を実施する。5月24日から参加する事業者の募集を始めた。地理情報や気象情報の処理で経験を持つICT(情報通信技術)企業を主な実施事業者として想定している。指数や実験の具体的な内容は参加事業者と今後詰める。

 実験は代々木公園や日比谷公園などでする。「ライブサイト」と呼ばれる屋外中継の候補地などで実施する。

 20年に開く東京五輪・パラリンピックは盛夏に開くこともあり、選手や観客の熱中症対策は欠かせない。東京消防庁では6~9月に毎年4000人前後が熱中症の疑いで救急搬送されている。

[日本経済新聞朝刊2018年5月25日付]

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